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新しい教科書をつくる会の内紛は、またまた首脳部が交替して
混迷を極めている。
おもしろいことにこの会では。辞めさせられた役職者は、公
式通信で恨み節を配布するのがならわしのようだ。
つくる会東京支部掲示板から転載する。
うしろに引用した西尾幹二、藤岡信勝、両氏によると、
これが、「幻のFAX通信172号」のようだ。
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「幻のFAX通信172号」
http://www.e-towncom.jp/iasga/sv/eBBS_Main?uid=5428&aid=2&s=1280
『新しい歴史教科書をつくる会』会長・種子島 経
誠に申し訳ない次第ですが、本日4月30日の「理事会」で、会長の私、副会長の八木秀次が揃って辞任する事となりました。昨年9月以来の混乱を収拾すべく就任した私共が、かくも短期間で辞任せざる得なくなったのは、次の様な事情によります。
1.2月27日「理事会」で急遽、会長に選任された際、私は次の2点を確認し、それに
基づいて再建構想を進める事としました。
(1)全理事が揃って支持してくれる事。
(2)副会長選任などの人事については私に一任される事。
2.3月28日「理事会」で次の決議を行いました。
(1)私の推挙により八木氏を副会長に選任する。
(2)理事間の内紛は一切止める。
(3)今後は将来についての議論のみ行い、過去に遡っての糾弾などは行わない。
ご承知の通り、組織というものは斯様な決議を一つ一つ踏まえて、それを前提に進むべきものであります。ところが、この3月28日から10日も経たない内に、一部の理事が会の活動とは関係の無い事を殊更に問題にして、八木氏を査問にかけ会から追放すべき旨の提言を執拗に行って参りました。これは私の選んだ副会長を信任せず、またぞろ内紛を起こそう、というもので、以上の経緯からしても到底承服出来ないところであり、私は峻拒しました。斯様なルール違反・統制違反は以前から会に見られ、昨年9月以来の混乱の一因を成しており、また私の会長就任後の短期間にも何度かあって、その都度、注意して参った事でした。しかし、こんな事では私として会長職の責務を全うする事は不可能であります。これらの理事を解任して、私なりの統治を貫く事も考えました。だが、宿痾の糖尿病と高血圧が予想以上に悪化して、予定していたブロック会議もキャンセルせざるを得なかったような状態では長期間、会長職が務まろう筈もあり得ません。私なりの責任がとれないのなら、と私は辞任を決意し、八木副会長に伝えました。彼は在任中、とりわけ昨年9月以来、この様な問題に悩まされ続けて来ただけに、「もう、精神的に限界です。私も辞めます」と表明し、揃っての辞任となった訳であります。
会長二ヶ月、副会長一ヶ月、という短期間で辞任の止む無きに至ったのは、ひとえに私共の力不足によるところであり、深くお詫び申し上げます。
私は、日本では日本人、アメリカではアメリカ人、ドイツではドイツ人をマネージして、40年間、ビジネスを展開して参りました。だが、『つくる会』の理事諸侯の一部に関してはマネージ不能であった事を遺憾とします。彼等は、ルールを守る、ボスの方針に従う、等の国際基準を全く無視しますのでマネージ出来ないし、彼等との仕事は賽の河原で石を積む子供達の様な空しさの繰り返しにしかならないのです。
後任人事等は別途通知をご覧下さい。
私と八木とは理事も辞任し、一会員として会の外から今後、その発展を見守りたい所存であります。今度とも『つくる会』へのご支援方をよろしくお願い申し上げます。また、八木は『つくる会』を離れても今後ますます日本の為に活動すべき人材であります。温かい目で見守って下さるよう、併せてお願い申し上げます。
「退会の辞」
『新しい歴史教科書をつくる会』副会長・八木 秀次
平素は本会の発展の為に日夜ご尽力を賜わり、誠に有り難うございます。
さて私は、本日をもって本会の副会長・理事を辞任し、同時に正会員も辞して、名実共に本会を去る事に致しました。
会長を解任された後、3月末に副会長に就任し、7月の総会で会長に復帰する予定でありましたが、その路線を快く思わない一部の理事が会の外部と連動し、私の与り知らない問題で根拠も無く憶測を重ねて嫌疑を掛け、執拗に私の責任を追及し始めました。私としては弁明もし、何とか「理事会」の正常化が出来ないものか、と思って耐え忍んで参りましたが、この半年間を通じて彼等との間ではいつも後ろ向きの議論を余儀無くされ、その結果、遂に志も萎え、肉体的にも精神的にも限界に達するに至りました。また、これ以上、家族にも精神的負担を掛けられない、と判断致しました。
本会は発足以来、定期的に内紛を繰り返して参りましたが、“相手変わって主変わらず”という諺がある様に、今回は私などがたまたま<相手>とされたに過ぎません。<主>が代わらない限り本会の正常化は無理であり、また発展も未来も無いものと判断し、止む無く退会を決断した次第です。
これまでご支援賜わりました全国の会員、支援団体の皆様には大変申し訳ない限りですが、今回の退会は私の志を維持し発展させる為の苦渋の決断である事をご理解賜わりたく存じます。時至り、再び私が必要とされるようになった暁には、日本の子供達に輝く虹を見せる為の活動の一端を担う所存です。皆様には何卒、微意をお汲み取り下さいますよう、伏してお願い申し上げます。
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これを、西尾幹二は以下のように評す
http://nishiokanji.com/blog/2006/04/post_317.html
つくる会の種子島会長、八木副会長は4月30日の理事会で会長・副会長のみならず理事も辞任し、会そのものから離れると発表しました。
さらに新田、内田、松浦、勝岡の四理事も辞任。
ただし、会長、副会長の自己弁解を披瀝したつくる会FAX通信172号は、新執行部(高池会長代行)の成立直前に、これを出し抜いて出した種子島、八木両氏の犯した、不正かつ卑劣な文書で、ただちに無効となっている。
私はただ、八木は知らず、種子島の何故かくも、陋劣なるかを、彼を知る旧友とともに哀れむのみ。
4/30 追記
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副会長として残った藤岡信勝は
http://blog.so-net.ne.jp/fujioka-nobukatsu/2006-05-01
八木副会長が辞任・退会
●007-06.5.1 八木副会長が辞任・退会
「新しい歴史教科書をつくる会」は、4月30日、理事会を開催した。この場で、種子島会長と八木副会長が辞意を表明した。しかし、両者の辞任の理由について、私と福地理事から、異議を提出し、資料にもとづいて八木氏が「藤岡党籍問題」の虚偽情報を産経新聞の渡辺記者に吹き込んで偏向記事を書かせ、理事会の多数派工作にも利用していたこと、八木氏の手元にわたった文書が西尾氏への脅迫文書として利用されたことなどの事実を証明した。その後、長時間にわたる討議ののち、理事会は種子島・八木両氏の辞任を承認した。八木氏はつくる会そのものを退会した。
この両氏の辞任に続いて、新田・内田・勝岡・松浦の4理事も辞任を表明(松浦氏は欠席のため文書を提出)、会長・副会長とあわせて6人が会議場から退出した。
このような事態に立ち至ったため、理事会は協議の結果、執行部として高池会長代行、福地・藤岡両副会長を選出し、当面の事態を収拾するとともに、7月に予定している第9回総会に向けて万全の準備を進めていくことを満場一致で決定した。
続いて、かねてから懸案の理事の補強について議題とした。去る3月11、12日に開催された「第4回評議会・全国支部長会議(合同会議)」で出された強い意見を受けて、理事会は教育現場や教育行政の経験者、教科書の専門家、支部の活動家など、採択活動に直結するような社会的立場にある理事候補の人選を進めてきたが、次の5名の方々に新理事にご就任いただくことを満場一致で決定した。
小川 義男(私立狭山ヶ丘高校校長)
小林 正(元神奈川県教組委員長・元参議院議員)
石井 昌浩(元国立市教育長・拓殖大学客員教授)
上杉 千年(つくる会評議員・教科書問題研究者)
濱野 晃吉(つくる会大阪支部長・経営コンサルタント会社社長)
理事会終了後、八木前副会長の、理事会のルールを無視したゲリラ行為が発覚した。理事会開催中の30日午後4時ごろから、「FAX通信第172号(4月30日付け)」なるものが本部事務局より発信された。その内容は、理事会における議論の経過の説明もなく、種子島会長、八木副会長の辞意釈明文のみを一方的に記したものであった。真相は、八木氏が事務局員に、理事会が開催されている間に命じて発信させたものであることが判明した。ただし、発信の途中で事態の異常性に気づいた事務局員から通報があり、発信は途中でストップしたため、届いていない支部・関係箇所もあるという。
八木前副会長の指示は、会の混乱を企図した、誠にきたない、許されざる行為であり、極めて遺憾である。つくる会は5月1日発信のFAX通信で、すでに送られた「FAX通信第172号(4月30日付け)」は破棄し、1日付けの分を以て「FAX通信第172号(5月1日付け)」とすることを告知した。2月末、宮崎事務局長の任期最後の一日を利用した、FAX通信差し替え事件と同様の異常事態である。その手口がまったく同じであることにも驚くほかはない。
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前スレ
ガセネタを信用してしまう右翼の精神土壌 《藤岡信勝ネット発信局》より
http://www.asyura2.com/0601/senkyo21/msg/254.html
投稿者 木田貴常 日時 2006 年 4 月 25 日 06:59:07
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