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(回答先: 自費制作CD「小林多喜二レクエイム」(映画「バッシング」監督・小林正広のブログ)【小説を書いただけで殺された】 投稿者 gataro 日時 2006 年 4 月 30 日 11:44:03)
戸坂潤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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戸坂 潤(とさか じゅん, 1900年9月27日 - 1945年8月9日)は、日本の哲学者。
もともとは物理学専攻であったが、後に西田幾多郎の下で哲学を学ぶ。西田に師事する一方で、マルクス主義の研究者でもあったことから、学派的には三木清、舩山信一、梯明秀らとともにいわゆる西田左派に属する。
また、彼は1932年に設立された唯物論研究会の創始者の一人であり、同事務長等を務めたが、治安維持法によって特高警察に捕らえられ、敗戦の直前(8月9日)に長野刑務所で獄死した。
戸坂は始め新カント主義の立場にあったが、空間論の研究を進めるなかで唯物論の立場に移り、日本の代表的な唯物論哲学者となった。唯物論研究会の事実上のリーダーといってよい。観念論哲学に対する批判を旺盛に行ったが、その死は観念論哲学者(田辺元など)からも惜しまれた。
東京市生まれ。開成中学校、第一高等学校(現東京大学教養学部)理科を経て、1924年京都帝国大学文学部哲学科卒業、同大学院進学。
京都高等工芸学校(現京都工芸繊維大学)講師、同志社女子専門学校(現同志社女子大学)講師、大日本帝国陸軍少尉等を経て、1929年大谷大学教授就任も、翌年検挙。1931年から1934年まで法政大学講師。後に同大教授となる。
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著作
『日本イデオロギー論』(岩波文庫)
『戸坂潤全集 全五巻』(勁草書房)
『思想と風俗』(東洋文庫)
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関連項目
科学(科学論)
芸術(芸術論)
イデオロギー(イデオロギー論)
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外部リンク
戸坂潤文庫 http://pfeil.hp.infoseek.co.jp/
作家別作品リスト:戸坂潤 (青空文庫) http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person281.html
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カテゴリ: 1900年生 | 1945年没 | 日本の哲学者
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