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http://www.labornetjp.org/news/2006/1146278799525staff01
自衛官 市民に「逮捕する」と恫喝!(レイバーネット)
練馬平和委員会 坂本茂
第10次イラク派遣における編成と派遣命令が同日に出た4月28日、防衛庁にて早期撤退に向けて要請を防衛庁内で行った、12旅団が所在する群馬・新潟、さらに千葉・静岡・神奈川・東京など各県都平和員会・日本平和委員会が参加し、防衛庁より官房文書課の坂下仁志氏をはじめ運用局運用課伊藤氏・運用局企画課伊藤氏が対応した。
練馬平和委員会は席上、昨日27日、練馬駐屯地において第10次イラク復興支援群の中止とイラク帰還隊員への個別的な人権救済などを含めた防衛庁によるメンタルヘルスの大幅な見直しを求めた要請に際し、練馬駐屯地業務隊司令業務室長は駐屯地正門前での対応と公安警察や警務隊まで配置して写真撮影までする異常警備、私たち住民が「テロリスト」なのでしょうか、敷地内(公道)に住民が一歩でもはいると室長は「逮捕する」と声を荒げ住民団体に対して恐怖感を与えた。この異常ともいえる室長の言動や対応を防衛庁に正した。
イラク派遣後 11年間も続いた住民要求の自衛隊窓口が閉鎖
住民運動団体は毎年練馬駐屯地内での一時間に及ぶ交渉を続け、基地を削って歩道の拡幅の実現やダイオキシン発生原因のゴミ焼却炉の撤廃など要請にたいする回答を引き出し、さまざまな住民要求を勝ち取ってきた。2月13日以降から、駐屯地内での交渉は室長によれば「理由は言う必要はない」として駐屯地内の窓口は一方的に打ち切られ、雨も降っても駐屯地正門前が住民の要請場所になった。
住民に不適切な対応が蔓延していた自衛隊駐屯地などに防衛庁が指導文書
これらの要請に対して防衛庁官房文書課の坂下仁志氏は「住民に適切に対応するようにあらためて昨年4月に文書で通達を全国に送り徹底した。練馬駐屯地にはあらためて指導する、さらに、住民を恐怖に貶める逮捕発言問題も指導する」と、前向きな答弁をした。
練馬区教育委員会「入学式に大砲自粛して」 自衛隊に物申す!
この間、このような練馬駐屯地交渉を再度行っているが住民運動の成果は次々にあがっている。4月に上旬に実施する練馬駐屯地創立記念行事予行演習は例年、入学式と日程が重なっていた。今年は子どもたちや親が待ちに待った小中学校の入学式に例年実施していた155?榴弾砲や戦車砲の空包射撃の中止とAH−1(通称コブラ、対戦車ヘリコプター)の飛来をついに中止に追い込んだ。
学校の父母や地域住民の練馬区や駐屯地への抗議電話、練馬区総務課長と区の職員による予行演習の実態調査を駐屯地に出向いて実施した、教育委員会の近隣小中学校への聞き取り調査や自衛隊に対して教育委員会や近隣学校は「心をときめかしてまちにまった入学式をむかえるにあたって理解して欲しいと」口頭で申し入れたようだ。
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