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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu118.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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映画「 Vフォー・ヴェンデッタ」と「共謀罪」 ほとんどの
国民はメディアの情報を諦めを持って「信じていない」。
2006年4月29日 土曜日
◆共謀罪に反対しよう「 Vフォー・ヴェンデッタ」 4月23日 再出発日記
http://plaza.rakuten.co.jp/KUMA050422/diary/200604230001/
初日に観ました。何の事前知識もなかったのですが、ナタリー・ポートマンのファンとしては当然の行為です。(私は岡山に来なかった一作品を除いて、13作品全てを映画館で見ている。)いやあ、素晴らしい。美しい。あのいがぐり頭をなぜてしまいたい。あの長いまつげに触りたい。
……というミーハーな感想を書くのはここまで。実は今回は、いままでの私の映画評の原則を曲げて、現代日本の政治的課題について「訴え」をしたい。この映画に関係していると思うからである。TBされて不快なら削除、無視してください。反論は歓迎します。関心を持ってくれるということだから。
アメリカ合衆国さえ植民地と化した第三次大戦後の世界。そこに描き出されるのは、容赦なきもうひとつの未来。移住者、異教徒、同性愛者、活動家、不治の病人などあらゆる異端者が排除され、外出禁止令、検問、そして監視カメラが守りを固めるファシズム国家となったイギリスに出現した仮面の男、コードネーム「V」。これが映画の設定だ。あとは空想的革命家と、ひとりの女性の「目覚め」の話になるわけである。
現代アメリカへの屈折した思いが伝わってくる作品である。第三次世界大戦を起こし破れて英国によって植民地化された米国は、「薬をほしい」と申し出るが、「テレビの顔」は「そんなモンやる必要ない」と侮蔑する。あるゆる情報が「終身議長」の統制下に置かれ、ほとんどの国民はメディアの情報を諦めを持って「信じていない」。でも誰も文句を言わない。自警団が夜をうろついているように、何処にスパイが居るか分からない。盗聴なんてし放題だから、盗聴「警報」機械もちゃんと開発されている。
ウソのような未来社会だろうか。日本には関係ないだろうか。
ウソのようだが、これよりももっと生々しく、現実的な「現代の治安維持法」というべき「共謀罪」という法案が、来週にも衆院を通ろうとしている。昨日もっともっとメールを!『共謀罪、審議入り』という記事をかいたところ、哲0701さんより「萎縮社会とは実に的確な表現です。これは格差社会などよりはるかに恐るべき社会です。「V・フォー・ヴェンデッタ」では独裁管理社会が舞台ですが、現実の方がはるかに進んでいます」というコメントを頂いた。これに励まされて私もみんなに訴えたい。
ちょっと映画の企画的にシノプスだけ書くと、例えば、大企業と政治家の贈収賄を突き止めた個人がたった三人でその陰謀を阻止しようと立ち上がるとする。実は、そのうち一人は大企業の声がかかったスパイであった。かれはほか二人に、重要な書類を盗んでマスコミにばらそうと相談する。ほかの二人はいったん承知するが、やはり大衆団交にもっていくことにする。ところが、そこで警察に捕まるのである。スパイが、前段階だけの「共謀」テープを証拠として自首したのである。スパイは自首したことにより、刑が軽くなり、大会社に優遇的に雇い入れられる。……このような「トロイの木馬」的冤罪が可能なのだ。何しろ、対象犯罪は「長期4年以上の懲役、または禁錮」の刑のみ。対象犯罪の数は600以上。殺人はおろか、消費税法、相続税法、道交法まで対象になる。今回審議再開に当たって、「対象を(暴力団などの)組織的犯罪集団に限ることを明記」「客観的な準備行為を要件に加える」などの修正案が出ているようであるが、「共謀罪ってなんだ」に書かれているように、どれも定義があいまいであって、「歯止め」にはならないだろうと思われます。
現代は既にいたるところに監視カメラが張り付いていて、すでに監視社会に入っているし、盗聴法もすでに成立していて、この法案が通れば、この「共謀」行為に対する盗聴もすぐに始まるでしょう。恐ろしいのは、映画には描かれていないけど、こういう社会になれば、また法に触れない当たり前のことをしゃべるのもするのも、「萎縮して」何も出来ないような社会になることです。
そういう社会になるのかどうか、その岐路に今現在日本は立っている。
◆ウォシャウスキー兄弟の新作『Vフォー・ヴェンデッタ』 ワールドニュース
http://hotwired.goo.ne.jp/news/culture/story/20060322204.html
(前略)
こうして、あいまいで迎合的な映画ができあがった。映画が示す教訓はこうだ――全体主義は悪で、民衆の力は善。ヒトラーとナチスによるホロコーストや、その種の事柄に対して立場を決めかねている人は別として、観客が『Vフォー・ヴェンデッタ』をきっかけに世界観を改めることはなさそうだ。
だが、この映画の最大の問題は、政治的な要素を水で薄めてしまった点にあるのではない。娯楽作品としても、驚くほど薄っぺらなのだ。ただし、ウォシャウスキー兄弟の作品におなじみの、いくつかの素晴らしいアクションシーンや刺激的なデザインも散りばめられてはいる。
しかし、いろいろなジャンル――メロドラマが少し、多少の政治的陰謀、ファシストに支配されたディストピア[ユートピア(理想郷)の逆の陰鬱な世界]の冴えない描写がいくつか――の間を行ったり来たりするこの映画は、何を見せて何を感じさせるのか、その方法がよくわかっていない印象を受ける。V(ヒューゴ・ウィービング)とエヴィー(ナタリー・ポートマン、写真手前)は、世界が破滅の危機にあるというのに、燃えるようにロマンチックな関係として描かれている。
米ワーナー・ブラザース社は、「妥協せず完璧に描いた未来の姿」という謳い文句で『Vフォー・ヴェンデッタ』を宣伝している。だが、ほっそりした電話や通りを行き来する盗聴用トラックを除いて、2020年のロンドンは2006年のロンドンとまるで同じように見える。これからの10年間で、技術的進歩がどうやら行き詰まりを迎えたらしい。
筋立てにもあまり意味がない。Vは建物を爆破したり、強力な敵の一団を一掃したり、政府を打倒すると脅したりする。政府の反応は? Vを捕らえるために2人の警官を派遣した。たった2人だ! 大した警察国家だ。
原作者のムーア氏が映画のクレジットから自分の名前をはずすようワーナー・ブラザース社に要請しても、まったく不思議ではない。
(私のコメント)
いよいよゴールデンウィーク突入ですが、GWの名前の由来は映画界がつけた名前で、昔はGWは映画館のかきいれどきだった。今は私も映画はれんたるDVDで見ることが多く、自宅で見る大画面液晶ハイビジョンテレビの画像の方が、映画館の暗い画像よりも明るくてきれいだからだ。自宅なら一等席でソファーに寝転がりながら見ることも出来る。
今度のGWも注目作品がありますが、「Vフォー・ヴェンデッタ」が注目されていますが、ネットなどでの映画批評を見ると未来社会に対する政治的なメッセージが込められた映画のようです。しかし私はまだ見ていないので何とも言えないのですが、ハイテクによる監視社会が強まっていくようだ。
町中に監視カメラが付き、盗聴マイクもそこいら中に仕掛けられていて、犯罪が起きてもたちどころに犯人が特定されるだろう。先日起きた幼児をマンション15階から突き落とした事件の犯人も監視カメラの映像で捕まった。犯罪が多発する社会が監視カメラや盗聴マイクを正当化させるのだろう。
そのための法整備も着々と進んで、国会では共謀罪が審議されるようですが、この法案が成立すれば監視カメラや盗聴マイクが大活躍するだろう。さらに治安の悪い場所では自警団が組織されて不審者は片っ端から捕まる事もあるだろう。それだけ犯罪多発社会が予想されている。
もちろん為政者たちも、これらを使って国民をコントロールしようとするだろう。テレビを使った国民洗脳工作もますます巧妙になり、国民は政府のやっている事に何の疑いも持たなくなるようになるだろう。アメリカや日本はすでにそうなってしまっているのかもしれない。しかしテレビ業界はそんな事は少しもしていませんよととぼけている。
北朝鮮や中国などが露骨に言論統制しているのに比べると、アメリカや日本は国民には分からないように巧妙に言論統制しているのだ。国会では「共謀罪」が審議されるようですが、テレビなどではほとんど取り上げられない。私自身も「共謀罪」がどのような法律なのかも分からないから取り上げなかったのですが、来るべき管理社会には必要な法律らしい。
民主主義社会が衆愚政治に陥り、腐敗しきった無法社会になる恐れもありますが、やはり文明が進むにつれて国民の道徳や精神レベルの高さが求められていくのだろう。個人の能力は非常に高くても道徳や倫理観にかけた国民が多い国家は、高度な文明社会を作る事ができない。ハイテク犯罪や専門職犯罪や詐欺犯罪が多発すれば国家はバラバラになる。
耐震偽装事件のように一級建築士や、ライブドア事件のように公認会計士などが平然と違法行為をするようになれば文明社会は成り立たなくなるのだ。正直者が馬鹿を見て、誰も法律を守らなくなる。頭の良い者が法を破ってやりたい放題になり、社会が収拾付かなくなれば管理もそれだけきつくなり、国家が個人の行動を全て監視しようとするだろう。
Vフォー・ヴェンデッタと言う映画ではそのような社会を描いているのでしょうが、どちらが正義でどちらが悪であるのかと言うよりも、全体主義と言う政府の悪と、テロと言う個人の悪との戦いなのだろう。しかし現在のハリウッドでは政治的に過激な映画は作る事はできない。映画を作るにはスポンサーが必要だし、スポンサーは映画の興行収入をあてにして政治的なメッセージを骨抜きにして、娯楽的な要素を強める事を求める。
だから原作者も怒って映画から降りてしまったようですが、アメリカもだんだん不穏な社会になって管理が強まっている。日本でも人権擁護法案とか個人情報保護法案とか共謀罪などの訳の分からない法律が次々と作られていますが、国は十分な情報を公開せずに、こそこそと法律を成立させてしまう。共謀罪などもマスコミに圧力をかけて知らせないようにしている。
マスコミもあてにならないから国民はネット情報しか信用しないようになるだろう。しかしそのネットにも国は監視の目を伸ばしてきて管理しようとするだろう。自民党のゲッベルスはネットに対しても手を伸ばしてきているらしい?。もちろん言論の自由はあるから何を書いても自由ですが、小泉信者のサイトが活動を休止していますが何か事情でもあるのだろうか?
◆小泉・安倍ライン擁護の「小泉マンセー・ブログ」が次々と閉鎖か? 4月24日 山崎行太郎
http://d.hatena.ne.jp/dokuhebiniki/20060424
《 「goriブログ」は、ネットや2チャンネルを舞台に小泉再訪朝直後の「拉致家族バッシング」や、あるいは「西尾幹二バッシング」等で、小泉・安倍一派を擁護する政治的・党派的立場から、中心的に暗躍した悪名高いブログである。そのブログが、突然、更新停止・・・。この裏には、何かがありそうだな。
小泉・安倍一派の、ブログやネットを使った情報操作、言論弾圧の実態が次々とあばかれて、今や「百害あって一利なし」の状況になりつつあることに気づいたのだろうか。それとも外に何か理由でもあるのだろうか。いずれにしろ、不思議なことである。小泉・安倍ラインが危機に瀕している今こそ、応援しなければならない時なのに(笑)。 》
◆小泉信者を粉砕したぞ!
⊂小泉信者ヽ
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