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2006年04月26日(水)
http://ratio.sakura.ne.jp/archives/2006/04/26182656.php
小泉首相が、「外国の首脳はすべて私の言っていることを理解している。『小泉さんは正しい』『中国、韓国はおかしい』と言っている」として、中国、韓国を批判。
しかし、本当にすべての外国首脳が「中国、韓国はおかしい」と発言したのでしょうか? なかなかそんなことは考えにくいのですが、もし本当にそうなら、政府・外務省はその証拠を示す必要があります。
たとえば、2004年12月に来日したドイツのシュレーダー首相は、小泉首相との会談で「中国、韓国はおかしい」と言ったのでしょうか? 今年2月にはシュタインマイヤー外務大臣が訪日していますが、ドイツの外相が小泉首相の靖国参拝に理解を示したのでしょうか?
すべての外国首脳が「中国、韓国はおかしい」と言っている、という発言が、もし立証されないとなれば、それは、小泉首相の毎度の「放言」ということではすみません。嘘デタラメで中国、韓国を侮辱したうえ、世界に向かっては「日本という国には外交の信義がない」ということを示す大失態です。絶対に曖昧にできない大問題。国会やメディアの追及を期待します。
首相、靖国参拝で「中国、韓国はおかしい」(産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/060425/sei063.htm
小泉純一郎首相は25日、中国や韓国が首相の靖国神社参拝に反発し首脳会談を拒否していることについて「1つの問題があるから話し合いに応じないというのは理解できない。外国の首脳はすべて私の言っていることを理解している。『小泉さんは正しい』『中国、韓国はおかしい』と言っている」と反論した。
さらに「相手のメンツもあるから時間がかかる。しかし、こういう時期が必要だと思う。将来、何でこういう問題で首脳会談を行わないなんておかしなこと言ったのだろうか、と後悔するときがあると思う」と述べた。
今年の8月15日に参拝するかについては「適切に判断する」と述べるにとどめた。首相官邸の前庭で記者団の質問に答えた。
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