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□福田「出馬は寸前でいい」総裁選に意欲…安倍牽制 [夕刊フジ]
http://news.www.infoseek.co.jp/fuji/story.html?q=25fuji320060425021&cat=7
福田「出馬は寸前でいい」総裁選に意欲…安倍牽制 (夕刊フジ)
ポスト小泉の有力候補である自民党の福田康夫衆院議員(69)が25日午後、都内のホテルで講演を行い、9月に予定されている自民党総裁選について「国民の意見は取り入れないといけないが、人気だけでいいのか」と述べ、国民的人気を誇る安倍晋三官房長官を牽制(けんせい)した。
この講演は「政治あれこれ」と題する対談形式のもので、福田氏は外交や財政政策など、自らの持論を約1時間半にわたって語った。
この中で「それらは将来の福田内閣の課題か」と問われると、福田氏は「時事問題はなしにしましょう」と笑顔ではぐらかした。
しかし、「総裁選の流れはいつごろ決まるか」と問われると、「(出馬宣言は)寸前でいい。自民党のなかの総裁選びと考えたら、長い時間は必要ない。一晩は短かすぎだが、小泉首相も1カ月前、その前の小渕さんもそうだった」と語り、これまで沈黙を守っている自身の出馬について含みを持たせた。
民主党の小沢一郎代表についての印象は、「私が当選してきたら、小沢氏が幹事長でいた。若いけど、ずいぶんえらそうだな、と思った。その後、すぐに自民党を出てしまったので、風評でしか知らない」とあっさりしたもの。
しかし、23日の衆院千葉7区補選で自民党候補が落選したことに触れ、「小沢さんが出てきて最初の選挙。実力者で、(役職を)避けてきた人が、代表になったのはそれなりの考え方がある。自民党としてはどういう事態になっても真剣に対応していく」と警戒感を示した。
[ 2006年4月25日16時37分 ]
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