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□ポスト小泉、安倍沈む…「選挙に弱い」イメージ? [夕刊フジ]
http://news.www.infoseek.co.jp/fuji/story.html?q=24fuji320060424031&cat=7
ポスト小泉、安倍沈む…「選挙に弱い」イメージ? (夕刊フジ)
衆院千葉7区補選をはじめ、岩国、東広島両市長選などでの敗北は、小泉純一郎首相に代わって「選挙の顔」として各選挙区を奔走した安倍晋三官房長官にとって大きな打撃となりそうだ。安倍氏が首相になった場合、来年の参院選で民主党の小沢一郎代表に勝てるのか。補選の結果は混沌(こんとん)とするポスト小泉レースに微妙な影響をもたらしそうだ。
今回の千葉補選で、安倍氏の選挙区入りは3回に上った。安倍氏がここまで足を運んだ背景には、小沢体制発足の風に乗る民主党の追い上げが予想以上に激しかったことがある。小沢代表の地元入りや候補者の経歴など、何かと話題の集まる民主党に対して自民党は終始押され気味。こうした状況下で自民党が頼るのは「安倍人気」しかなかった。
だが、結果は勝利に結びつかず。「選挙に弱い安倍」との評判を上塗りしかねないエピソードがまた1つ増えてしまったのだ。
安倍氏は平成15年秋に内閣官房副長官から自民党幹事長に抜擢(ばつてき)された。翌年夏の参院選では「小泉・安倍」の2枚看板で大幅議席増が期待されたが、苦戦。「この時に『選挙に弱い』とのイメージがついてしまった」(自民党関係筋)。
ただ実際は、その後の補選で連勝しているのだが、イメージ払拭(ふつしよく)はそう簡単にはできないもの。特に今回は小泉首相にかわって「自民党の顔」として出回った分、選挙の弱さを印象付けてしまう恐れもある。
こうした状況に、ポスト小泉に福田康夫前官房長官を推す党内のベテラン議員らからは、「やっぱり対小沢では、知識や経験がなくてはいけない」との声が早くも飛び出している。
あるベテラン議員の1人は「今回の選挙結果は、小泉型政治の終わりを意味する。その点から言えば、小泉路線を継承する安倍氏にとっては逆風だ」と解説する。
とはいえ「では、福田氏で小沢氏に対抗できるのか」(党中堅)という声が強いのも事実。
ある若手議員が「安倍氏以外に誰が自民党の顔としてやっていけるんだ」と憤まんやるかたない様子で語れば、安倍氏に近い政界筋も「安倍氏が小泉首相の路線をそっくり引き継ぐとは思えない。『小泉路線の否定=安倍否定』とはならない」と指摘する。
だが、今後は党内の反安倍勢力が発言力を強めていくことは確実。ポスト小泉をめぐる争いは、ますます激化しそうだ。
[ 2006年4月24日16時43分 ]
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