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千葉補欠選挙は、辛うじて僅差で民主党候補が勝利したが、
これは自民党の完全な戦術的ミステイクが招いた結果であると考える。
自民党のためにアドバイスをしてやる必要は全く無いが、「奢れる小泉自民党政権の姿」を浮かび上がらせる目的をもって私はこの事を明らかにしたい。
そもそもホリエモン・メール問題は、民主党に大打撃を与えただけではなくして、
自民党側にもボデーブローとして効いていて、「武部勤(ブブキン)献金疑惑」として国民の心の中にしっかりと沈殿していたのだ。
「ブブキン武部には堀江から多額の不正な選挙資金が提供されていたに違いない」という確信に近い疑問を多くの国民は抱いていた。
そしてそれを覆い隠す為に前原民主党に対して逆襲に出た事も国民のかなりの部分が知っていた。
ところが自民党は、今回の千葉補欠選挙において、この事が判らずに眼中に入らなかったとみえて、よりによって、
『疑惑真っ黒の武部勤(ブブキン)』
を何日にもわたって送り込んで、選挙民を愚弄する「じゃんけんパフォーマンス」をやらせたのだ。
武部の破廉恥にもあきれ果てるわ。
ところがこれは毎日新聞の記事によれば逆効果に作用したらしい。
…「最初はグー、斉藤健(サイトウケン)」は、民主党から「最初はグー、埼玉県(埼玉県)」と切り返された。隣接する埼玉県に複雑な感情を抱く土地柄だけに、「やぶ蛇だった」との声ももれた。…
毎日新聞は遠慮がちに書いていて小泉政権批判記事となることを避けていると考えられるが、この「じゃんけん戦術」は選挙民を幼児扱いした愚民視戦術なのである。
選挙民を馬鹿にしきっていたのだ。「IQの低い奴を扇動せよ」との変わらない思い上がりだったのだろう。
「国民なんかは騙して誘導してゆけば簡単になびいて来るものだ」と昨年9・11選挙の成功以降の劇場興行の大成功よる奢り高ぶりから胡坐をかいて、
国民を選挙民を舐めきった選挙戦術を続けたのだ。
これはかつての大日本帝国海軍が緒戦の大戦果に胡坐をかいて大失敗をしたミッドウェー
海戦と同じ姿なのである。
爆装をした艦載機を甲板上に並べていた空母の上に米軍機の爆撃を受けたのだから大破沈没するのは当たり前であったのだが、これは要するに「時間との戦い」を無視した結果であった。背景には米軍を舐めきった驕りがあって楽に勝てる戦いを落としてしまったのだ。山口多聞の言ったように、陸用爆弾を積んだままの艦載機を敵空母攻撃に向かわせれば良かったのでありそれ以外に戦術の選択は無かった筈だ。最悪の事態を避けて、敵空母と艦載機の攻撃力を消失させたあとで攻撃を続行すればよいからだ。攻撃は艦載機を使っても良いし巡洋艦と駆逐艦を急行させて水雷攻撃を行っても良い。そうすれば敵艦隊は壊滅できたのである。頭の固い奴は戦いには向かないのだ。勉強が出来なくても乱暴な奴であれば喧嘩には勝てることもある。
今回の補欠選挙の結果は、今後の国政の展開においてミッドウェー海戦のような意味を持ってくる可能性はあるとみる。
国民から政治権力を盗んでいる売国奴国賊共は国民を舐めきって盲目的対米追随を続けてゆく他に選択肢は無いだろう。こいつらには未来はない。
国民は馬鹿ばかりではないのだ。
各地の首長選挙でも基地反対派の候補者が勝利した。
『国民は馬鹿じゃない』
『権力者すなわち、政治家達とマスコミ指導者達が救いようのない馬鹿なのだ。』
小泉は国会答弁の有様を見ると、
「油の抜けてしまった干物」のような顔になってしまっている。味も栄養も失せてしまった干物である。
彼には政治なんかをやる気はもうないのだ。
虚構の日本政治はどのような崩壊の姿を見せるのであろうか?
少なくとも米国ツインタワー崩壊の姿と同一ではないだろう。
9・11の姿ではなく、8・15(昭和20年)の姿であろう。
それは日本だけの姿ではなく、日本と枢軸同盟を結んでいる国々とその体制の姿でもあろう。
彼らには最早、歴史を演出できる力量は無い。
倒れそうな重病人をレスラーと看做すことは滑稽であるが楽しい事ではあるだろう。
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