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□小沢代表初戦激勝、わずか955票差…剛腕の執念…衆院千葉補選|スポーツ報知
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1880967/detail?rd
小沢代表初戦激勝、わずか955票差…剛腕の執念…衆院千葉補選
「選挙に強い」小沢神話が完全復活した。衆院千葉7区補選が23日、投開票され、民主党新人の元千葉県議・太田和美氏(26)が自民党新人の元埼玉県副知事・斎藤健候補(46)らを破り、初当選した。小沢一郎代表(63)の初戦で955票差の辛勝をおさめた民主党は「偽メール問題」での逆境を克服。小沢代表の求心力も一気に高まった。一方、小泉純一郎首相(63)にとっては、“最後の選挙戦”での敗北で、「小泉劇場」終幕の空気が漂い始めた。
「変人」と「剛腕」が戦ったら?−。日本中が注目した最初で最後の対決に答えが出た。
「大変厳しい状況の中で、議席を与えてくれた国民の期待に沿えるよう、政権交代を目指して全力で頑張っていきたい」永田町の党本部。死闘後にもかかわらず、小沢氏はいつも通り淡々と振り返った。
「みんなが団結し、協力すれば国民の信頼を得ることができる」。小沢氏は、挙党態勢を重視する「ニュー小沢民主」を何度もアピール。菅直人代表代行は「小沢新体制の最高の1勝だ」と気勢を上げた。
会見中は緊張感を漂わせたが、最後にトロイカ体制で補選を戦った菅氏、鳩山由紀夫幹事長の3人で握手、満面の笑みを浮かべた。
選挙に必要なものは“腕力”だった。小泉首相と相まみえる最初で最後の国政選挙。連日のように代表、幹事長クラスを投入するなど各党が総力戦を展開した。投票率49・63%は、昨年9月の総選挙を15・12ポイント下回ったものの、補選としては高め。40%を想定していた民主党にとっては追い風になった。
小沢氏自身も3回、選挙区に入った。住民に訴える以外にも、候補者と同行せず陰で企業や団体を回る組織固めも展開。また11日には、いきなり創価学会本部へ“アポなし訪問”。「敵陣の真ん中に大砲をぶち込む小沢流」(周辺)で自民、公明両党を揺さぶった。
さらに自民党の有力支持団体の日本遺族会や日本医師会などへのあいさつ回りも敢行。同時に前原誠司前代表の時に関係が微妙となった連合の高木剛会長とも就任翌日の8日に会い、関係修復に努めた。
これまで、都心部での風だよりと言われた民主党の選挙。自民党の歴代最年少で幹事長を務めた小沢氏ならではの組織選挙を重視した戦いで、メール問題でまん延した沈滞ムードを、まずは「剛腕」で払拭(ふっしょく)した。
2006年04月24日08時15分
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