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□木村社長・姉歯氏ら来週立件…15人前後同時に|読売新聞
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/fraud.html?d=21yomiuri20060421it06&cat=35&typ=t
木村社長・姉歯氏ら来週立件…15人前後同時に (読売新聞)
耐震強度偽装事件で、警視庁と神奈川、千葉両県警の合同捜査本部は21日、「木村建設」(熊本県八代市、破産)の木村盛好社長(74)ら幹部十数人と、姉歯秀次・元1級建築士(48)や知人の建築デザイナー(46)ら3人について、それぞれ建設業法違反、建築士法違反の容疑で立件する方針を固めた。
立件対象は計15人前後になるとみられ、来週中に同時に強制捜査に踏み切る。
一連の事件では、木村建設とともに、開発会社「ヒューザー」(東京都大田区、破産手続き中)、コンサルタント会社「総合経営研究所(総研)」(千代田区)の幹部らが、強度偽装を知りながらマンションやホテルを引き渡した詐欺の疑いも浮上。捜査本部はまず、木村建設の幹部や姉歯元建築士を立件したうえで、事件の“本丸”と言える詐欺容疑も本格的に追及するものとみられる。
調べによると、木村建設の幹部らは、2005年6月期まで数年間の決算の際、人件費や材料費の経費を翌年度に回す手口などで赤字決算を黒字に粉飾し、虚偽の決算書類を国土交通省に提出した建設業法違反の疑いが持たれている。
粉飾額は05年6月期だけで数億円に上るとみられ、捜査本部が今月17日以降、木村社長から任意で事情聴取した結果、同社長は「赤字は困るから黒字にしろと指示した」「業界では多くがやっていること」などと粉飾の事実を認めたとされる。
一方、姉歯元建築士らは、千葉県内の不動産会社が建設した複数のマンションについて、実際には無資格の建築デザイナーが意匠設計を担当したにもかかわらず、自治体に対する建築確認を姉歯元建築士名義で申請した疑い。
さらに、これまでの調べで、この不動産会社の幹部社員1人も、建築デザイナーが、1級建築士の資格を持っていないことを知りながら黙認していた疑いが強まり、捜査本部はこの幹部社員の刑事責任を追及することにした。
姉歯元建築士が構造計算書を偽造した計98件の物件のうち、56件を施工した木村建設を巡っては、同建設の篠塚明・元東京支店長(45)が昨年10月27日、ヒューザーの小嶋進社長(52)から電話を受けて偽装を知り、木村社長へ伝えたことが判明している。
[ 2006年4月21日15時1分 ]
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