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(回答先: 自民は小泉首相再投入か…衆院千葉7区補選|スポーツ報知 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 21 日 11:08:10)
□7区の攻防:06衆院補選 争点を探る/上 格差社会|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1862500/detail
7区の攻防:06衆院補選 争点を探る/上 格差社会 /千葉
◇景気回復で拡大も
「母親が心臓病で介護をしなければならなくなったので、昨年9月に会社を辞めた。介護で夜しか働けないうえ、年を取っているので正社員の求人はなかなかない」
野田市の野田ハローワークに職を探しにきた男性(55)は肩を落としながらつぶやいた。2月から職探しを始めたが、3カ月目になっても再就職先が見つからない。
総務省の就業構造基本調査によると、県内の92年のパート、アルバイトなどの非正規雇用は約74万人だったが、02年には約84万人に拡大した。伸び率は13・5%で、正規雇用の3・8%を大きく上回っている。業績回復のため企業が雇用構造の見直しを進めてきたためだ。しかし、県内の04年の平均給与(月)は正規社員が43万1707円に対し、パートタイムは9万6691円。収入の差は大きい。
高齢化の進展も社会に影を落とし始めている。県内の生活保護世帯は、95年度に1万226世帯だったのが、04年度には2万2764世帯へとほぼ倍増している。高齢世帯と傷病者世帯の増加が目立っている。
野党はこうした現状を踏まえ、「格差社会」を争点に据えている。民主党は「負け組ゼロ」を掲げ、共産党も「弱肉強食の小泉政治」をターゲットにした。
今月14日、JR南流山駅前。野党の攻勢にさらされる安倍晋三官房長官は「やる気がある人、汗を流した人が報われる日本に、失敗した人も、もう1回あるいは何回もチャンスがある日本にしたい」と強調した。
しかし、演説を聞いていた流山市の男性(52)はこう漏らした。
「高度成長の時代と違って、働いた分だけ報われるという実感は薄くなっている」
政府の月例経済報告は景気は拡大局面にあると報告している。この4月も「景気は回復」としており、5月にはバブル景気を追い抜くとまで言われている。景気拡大は、高度成長期には皆に果実をもたらしたが、今回は「格差社会」を広げるとの指摘もある。
千葉大の新藤宗幸教授(行政学)は「格差社会是正には真の地方分権が不可欠だ」と指摘するが、各党は具体策をまだ示し切れていない。
◇ ◇ ◇
衆院千葉7区補選(松戸市北部、野田市、流山市、23日投開票)は自民、民主、公明、共産の各党首が選挙区入りし、政党選挙の様相が強まっている。候補者の存在さえ薄れがちなこの政争で、各党はどんな問題意識を持っているのだろうか。「格差社会」など今回の補選の争点をひもとく。
2006年04月18日11時59分
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