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(回答先: [民主党]小沢新代表、「総仕上げ」賭けた最後の勝負に|毎日新聞 投稿者 white 日時 2006 年 4 月 08 日 10:18:34)
「平成の角福戦争」ぼっ発?【スポニチ】
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2006/04/08/02.html
7日、民主党の新代表に小沢一郎氏が選出されたことを受け、小泉純一郎首相が「自民党の手の内をよく知っている。手ごわい」と述べるなど、与党幹部は警戒心を強めた。故田中角栄元首相の秘蔵っ子だった小沢氏と、故福田赳夫元首相の書生を務めていた小泉首相の対決は、21世紀の「角福戦争」の様相。同い年で経歴も似ているが、キャラクターは正反対。永田町の「壊し屋VS変人」の論戦が注目される。
小泉首相は7日夜、官邸で「自民党の主流派だったので、自民党の手の内を一番よく知っている」と語り、小沢氏を警戒。自民党との対決姿勢を強調していることに関しても「(政界が)だんだん保守2大政党になっていくのか分からない。これからの(自民党の)対応いかんだ」と気を引き締めた。
旧福田派の流れをくむ森派の小泉首相と、田中派に属していた小沢氏。小沢氏が自民党幹事長だった89年8月から90年2月、小泉首相はその下で全国組織委員長を務めていた。当選回数は小泉首相の方が1回少ない。ともに1942年(昭17)生まれで、慶応大出身。任期は9月までという共通点もあるが、キャラクターは全くといっていいほど異なる。
「私自身が変わらなければ」とする小沢氏の決意に対しても、小泉首相は早くも「人間というのは、なかなか変わらないものだけどね」と横やりを入れた。一方、次期自民党総裁候補の1人で、やはり森派の安倍晋三官房長官は「自民党になじみのある方で幹事長も務めた。相手として気を引き締めてかからないといけない」と述べた。
自民党幹部の間では、小沢氏がどこまで本気で民主党内の融和を図るのか、懐疑的な見方があるのも事実。森喜朗前首相も「小沢氏が最後まで民主党を支えるのか興味がある」と冷ややかに語った。また、武部勤幹事長は、小沢氏が「真の構造改革は政権交代」と主張したことに「審判する立場にあるのは国民だ」と反論した。
◆「角福戦争」 70年ごろから始まった。戦後最長政権となった故佐藤栄作元首相の後継をめぐり、政策的に相反する田中角栄氏と福田赳夫氏が激しい権力闘争を展開。ロッキード事件で角栄氏が逮捕されてからも、田中派の竹下登、小沢一郎両氏が福田派と対じし、争いは角栄氏が倒れる85年まで続いた。旧福田派の流れをくむ森派出身の小泉首相は今年9月の退陣を明言。しかし、ポスト小泉が有力視されている福田康夫元官房長官は2世で、安倍晋三官房長官も森派。小沢氏が再選を果たせば、「平成の角福戦争」は、小泉政権後も続きそうだ。
[ 2006年04月08日付 紙面記事 ]
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