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日本外国人特派員協会で自主ヴィデオ『レールは警告する』上映
日本の国内のメディアでは、毎日新聞の大阪版に簡単な紹介記事が載っただけだが、英語版の上映で外国の関心が高まれば、「ガイアツ」の可能性もある。
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http://www.labornetjp.org/
外国人記者クラブで『レールは警告する』を上映
4月4日、東京・有楽町の外国人記者クラブ(日本外国人特派員協会)でビデオ『レールは警告する』(英語版)の上映と会見があった。海外メディアを中心に約30名が参加した。上映後、会見が行われた。制作者の佐々木有美・松原明からは、「安全問題を取り組む労働者がいて初めてこの作品ができた」など制作の経緯が語られた。また、日本の主要メディアが『レールは警告する』の記事化を自主規制したこと、JR東日本会社がビデオに出演したJR社員(国労組合員)を事情聴取するなど、理不尽な圧力をかけていることなどが報告された。佐久間忠夫・元国鉄運転士は、「安全第一の国鉄時代からJRに変わって、安全意識の低下がひどくなった」ことが具体的に語られた。
「レール破断」の実態をこの作品で初めて知った海外ジャーナリストの関心は高く、次々に質問が飛び出した。「危険な線路は成田エクスプレスに集中しているのか」「千葉以外のところのレールの状態はどうなっているのか」「2001年からメンテナンス部門の全面外注化がはじまったというが、小泉政権の登場と関係があるのか」「ビデオプレスにはJR会社からの圧力はあったのか」「出演した労働者に処分はあったのか」等々。
会見は1時間強、続いた。熱心にメモをとるジャーナリストが多く、安全問題に取り組む労働者に対して嫌がらせをするJR東会社の異常なやり方に、驚いた様子だった。最後に4月下旬に行われる「ノーモア尼崎事故キャンペーン」の取り組みを紹介して、会見は終わった。(M)
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