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(回答先: 再掲「戦争版」軍事ジャーナリストは「普天間移転問題での滑走路は「軍事上の理由」から角度調整で決着」と見た。 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 4 月 07 日 10:47:55)
◇100メートル以内で沖合移動 辺野古沿岸案 政府が新微修正案
普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部移設案をめぐる4日の島袋吉和名護市長と額賀福志郎防衛庁長官との協議で、政府側が滑走路を100メートル以下の範囲で海側に出す微修正案を具体的に示していたことが6日、分かった。政府や地元の複数の関係者が示唆した。具体策の詳細は不明だが、海側に出す度合いは、最終的に額賀長官が政治判断すると説明することで、名護市側にも歩み寄りを促したとみられる。
防衛庁関係者によると、名護と政府は4日の会談で(1)住民の安全を考慮(2)環境保全に考慮(3)実現可能性のある移設案を追求―の3点の基本方針を確認した。
政府は、辺野古、豊原、安部の上空飛行回避との名護市の主張に配慮し、滑走路の向きを反時計回りに10度傾け、さらに数十メートル海側にずらすことを検討しており、3月末の名護市との協議でもこうした考え方を説明していた。4日の協議で政府は、この考え方をさらに詳細に説明した上で、一段と踏み込んだ譲歩も示唆したとみられる。
政府は、沖合に出す数値の限定は避けたとみられるが、地元合意に向けた額賀長官の「政治的意思での決着」を強調することで、名護市に理解を促したもようだ。
ワシントンで開かれていた米軍再編に関する日米審議官級協議は6日(現地時間5日)、予定より1日早く協議を切り上げ、13日に再開する見込みとなった。普天間移設問題の国内調整の遅れも打ち切りに影響したとみられ、政府は普天間の早期決着を図ることで米側との協議の環境整備を急ぐ構えだ。
名護市の島袋吉和市長が7日上京し、額賀福志郎防衛庁長官と米軍普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部移設について協議を再開することが6日、分かった。
島袋市長は6日夜、那覇市で稲嶺恵一知事と会談。今後の協議の見通しについて説明したとみられる。
島袋市長は4日に額賀氏と協議して以降、「(滑走路を沖合へずらすよう求めた)名護市の案は絶対に譲れない」などと発言している。市は移設先の地元住民代表や市議会与党などに協議の経過を説明していた。
那覇防衛施設局の佐藤勉局長、中素明施設調整官は6日、県議会内で自民党県連の具志孝助幹事長らと面談し、普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部への移設案(沿岸案)をめぐり意見交換した。佐藤局長らは、名護市が主張する海上案を実現のための制限水域拡大について「政府として全く考えていない」と可能性を否定した。
制限水域の拡大は、滑走路の沖合移動という名護市の修正要求を実現するため、具志幹事長が提起。阻止行動などを排除できるとし、沖合に移動させても移設の実現性を保証できるとしている。
具志幹事長によると、佐藤局長らは「法律的に難しい話ではないが、政府として今は全く考えていない」と答えた。面談後、具志幹事長は「今日、明日で決着がつく雰囲気ではないが、いたずらに時間をかけるものでもない。どこまで妥協できるかが焦点だ」と述べた。
(4/7 9:40)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-12603-storytopic-3.html
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