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□「壊し屋、剛腕」vs「口撃、失言」…徹底比較|夕刊フジ
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/democratic_party.html?d=06fuji320060406017&cat=7&typ=t
「壊し屋、剛腕」vs「口撃、失言」…徹底比較 (夕刊フジ)
民主党代表選に正式に出馬表明した小沢一郎前副代表と菅直人元代表。経歴や政策、政治手法を徹底比較した。
小沢氏は岩手県出身の2世議員。弁護士を目指していたが、衆院議員の父親の急逝によって旧岩手2区から自民党公認候補で立候補し、27歳で初当選した。
田中角栄元首相ら実力者の寵愛を受け、歴代最年少の47歳で幹事長に就任。「経世会」の会長代行に就任し、竹下登元首相、金丸信元副総裁とともに「金竹小(こんちくしょう)」と呼ばれるほどの党内実力者となった。
だが、「日本にも政権交代が必要だ」として平成5年6月に自民党を離党し、羽田孜氏と新生党を結成。その後、細川政権の成立、新進党結成、自由党結成、自民・自公連立、連立離脱、民主党との合併など、政界に波風を起こす中心人物に。このため「壊し屋」「剛腕」などと称される。
政治評論家の屋山太郎氏は「政権をとるためには何でもする人物だ」といい、目的のためには手段は問わない手法を指摘。「側近政治」についてもこう語る。
「岡田克也前代表らは党の金を公平に分配したが、小沢氏が代表になれば、金を恣意(しい)的に使うかもしれないと恐れる議員も多い」
エコノミストの荻原博子氏は「小沢氏は日本の財政状況を早い時点で指摘し、消費税10%を唱えたこともある。日本の将来を的確に判断していた」と政策面などは高く評価。ただ、政治手法については、「小沢氏がタッチしたものは実を結ばず壊れてきた」と手厳しい。
一方、菅氏の政界入りは市民運動がきっかけ。33歳で社民連から出馬して初当選。橋本内閣では厚生相を務め、薬害エイズ事件の対応で被害者に謝罪したことで一躍脚光を浴びることに。
平成8年の旧民主党結成で鳩山由紀夫氏とともに代表に就任。14年に岡田氏と代表選を争って代表に就任し、任期中に小沢氏率いる自由党との合併に踏み切った。
菅氏の持ち味といえば「口撃」。国会答弁では攻撃的な質問で小泉純一郎首相の「失言」を何度も引き出した。だが、その「口撃」が災いし、年金未納問題では自身の未納が発覚して代表辞任に追い込まれた。
屋山氏は菅氏について「古すぎる。しまってあった看板を架け替える感じだ」とバッサリ。
荻原氏は「イメージ的には小沢氏の持つ自民党的なものよりもいいのでは。ただ、権力志向が強すぎる」と話す。
[ 2006年4月6日12時27分 ]
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