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”無視できない二階陣営” 『政界ヒソヒソ話』(スポニチ)4/5
最近の世論調査で見る限り、自民党総裁選は安倍晋三官房長官と福田康夫元官房長官の2人に絞られつつあるようだ。朝日新聞調査では47%対20%、毎日新聞調査では36%対18%と、いずれも、小泉路線の継承者である本命・安倍氏がトップ。アジア外交で小泉路線批判を強める福田氏が急速に支持を伸ばして2位を維持、低迷する麻生太郎外相、谷垣禎一財務相を完全に突き放した格好だ。
そうした状況で二階俊博経済産業相の存在が急にクローズアップされてきた。昨年の郵政政局では衆院郵政改革特別委員長や党総務局長を務め、小泉首相を”勝利”に導いた主流派だったが、最近は、中国を訪問して温家宝首相との会談を実現させるなど、親中派としての活躍が目立ち、党内では「福田氏の考えに近い」という見方が広まりつつあった。ところが、ここへきて首相が急性肺炎になった小池百合子環境相の臨時代理に二階氏を指名。「環境と経済産業は両立しなくては」が首相の持論で、それが二階氏起用の理由と言われるが、自民党内では安倍氏を推す首相が二階氏の囲い込みを狙った人事といううがった見方も。
二階派は小派閥とはいえ17人の国会議員を抱え、しかも結束力は党内屈指。安倍陣営にも福田陣営にとっても二階氏は無視できない存在になりつつあるようだ。
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