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□[皇居・勤労奉仕]年間参加者が1947年以降最低に|毎日新聞
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1825720/detail
[皇居・勤労奉仕]年間参加者が1947年以降最低に
皇居の清掃などをボランティアで行う勤労奉仕の年間参加者が昨年は7408人で、宮内庁が受け入れ窓口を設けた1947年以降最も少なくなった。東京近郊の観光スポットなどが増えていることも背景にあるとみられる。無償奉仕は、広大な皇居の整備に欠かせない側面もあり、宮内庁はホームページなどを通じてPRに努めている。【遠山和彦】
天皇、皇后両陛下の住まいである御所がある皇居(約115万平方メートル)や、皇太子ご一家の住む東宮御所などがある赤坂御用地(約50万平方メートル)では、皇族方の住まい近くの清掃や手入れは、同庁の職員が行っている。しかし、敷地が広大なため、皇居の東御苑や宮殿周辺の通路など、かなりの部分を勤労奉仕の人たちが担っている。
参加者には、両陛下や皇太子ご夫妻が直接声をかけてねぎらう「御会釈」が行われることもあり、国民と皇室が直接ふれ合う機会にもなっている。
宮内庁によると、参加者は、80年ごろまでは年間2万〜3万人で推移していた。しかし、最近では皇太子ご夫妻が結婚した翌年の94年の1万5426人をピークに減少を続け、04年は9241人と1万人を割り込み、05年は243団体、7408人にとどまった。
人数は減っているが、参加者らの評判はいい。約40年の歴史がある「愛知県皇居勤労奉仕団」は先月、女性39人で参加。団長の香村久恵さん(68)=岡崎市=は「両陛下に声をかけてもらい、いかに国民を大切に思っておられるか実感しました」と話す。
参加者の8割近くが60歳を超えるお年寄りだが、若い世代が学校行事として取り組むケースもある。青森県の私立松風塾高校は74年の開校時から参加、今年1月には2年生19人が取り組んだ。田澤昭吾理事長は「勤労奉仕を通して、日本の国というものを肌で感じてほしいと思い、続けてきた」と話している。
宮内庁のある幹部は「勤労奉仕の助けを抜きにして皇居の清掃は成り立たない。職員が代わりをすれば、予算も人員も大規模な拡充を求められる」としている。
2006年04月05日03時33分
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