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□菅元代表、小沢氏との“ガチンコ勝負”濃厚 民主党次期代表選び|スポーツ報知
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菅元代表、小沢氏との“ガチンコ勝負”濃厚 民主党次期代表選び
民主党の次期代表選びは「ガチンコ勝負」の様相が強まった。菅直人元代表(59)が4日、代表選について「立候補すべきとの声を受け止め、判断したい」と出馬に前向きな考えを表明。党内で支持を広める小沢一郎前副代表(63)との一騎打ちの色合いが濃くなった。両者は鳩山由紀夫幹事長(59)主催の花見会に出席し、意見交換したと見られるが、すでに“前哨戦”ムード一色。代表選は互いに一歩も引かない壮絶な戦いとなりそうだ。
風雲急を告げる宴(うたげ)だ。東京・文京区の鳩山会館で開かれた「桜を観る会」。晴れ渡った空は花見会の直前から急に雲行きが怪しくなり、グッと冷え込んだ。
満開の桜の下で、菅、小沢両氏はにこやかな表情を見せたが、決して2人の視線は重ならない。記念撮影では渡部恒三国対委員長(73)が、嫌がる小沢氏の腕を引っ張り、菅氏らと写真に納まるなど、各人の思惑が交錯、互いにけん制する場面も。早くも戦いは始まっている。
菅氏は4日午前から都内のホテルで菅グループの議員らとの会合に出席。記者団に「代表選が本筋だろう。立候補した方がいいという声をしっかり受け止め、判断したい」と出馬の意向を固めた。
これまでの流れは、出馬に意欲を示す小沢氏を軸に党内調整を図り、候補者を一本化するというもの。だが党内外から「密室での決着」を懸念する声が上がった。手負いの民主党に、もう失点は許されない。そこで過去5回の代表選すべてに出馬し、3回に勝利した菅氏が立ち上がった。
花見会の後、菅、小沢両氏は意見交換をしたと見られる。報道陣に小沢氏との会談を聞かれた菅氏は「(渡部)恒三先生は碁の話が好きでね」と質問をはぐらかし、足早に会場を去った。
菅氏はどちらが代表になっても選挙後は挙党態勢を重視することを確認し、小沢氏を破った場合でも幹事長など役職への起用を検討する考えだ。一方の小沢氏周辺は「菅氏の動向に関係なく、小沢氏は出る。菅氏をたたきつぶすつもりだ」と対抗意識をむき出しする。
菅氏は5日にも正式に出馬表明したい意向だが、今後、両陣営の多数派工作は本格化する。桜の花びらを散らすのはどちらになるか。
◆鳩山会館 東京・文京区音羽の小高い丘にある洋館で、政治家一家の鳩山家を4代にわたり、見守ってきた。通称「音羽御殿」「鳩山御殿」と呼ばれる。敷地全体は約2300坪で、現在は一般公開され、建物内には「鳩」をモチーフにしたステンドグラスや銅像が多く見られる。1891年に鳩山氏の曽祖父の和夫氏が住み始め、洋館を建てたのは祖父の一郎氏(1924年)。設計は歌舞伎座などを手がけた建築家、岡田信一郎氏。94年の修復を機に「鳩山会館」として生まれ変わった。現在も敷地内に親類の私邸がある。
◆渡部氏“舌好調”の「行司役」
○…代表選について自らを「行司役ですよ」と位置づける渡部恒三国対委員長(73)。だが花見の席でいったんマイクを握ると途端に“一人相撲”を取り始めた。あいさつで「50年前、初めて私が一郎先生(故鳩山一郎元首相)に呼ばれて来た時は、この先生(鳩山氏)はまだ小学6年生」と鳩山氏を赤面させると、今度はマイクを小沢氏へ。渋る同氏に「いっつぁん(小沢氏の愛称とされる)も話せばいいんだよ」とあだ名で呼びつけ強引に引っ張り出した。最後にはまたマイクを握った渡部氏「来年は由美かおるを呼ぶぞ」と大はしゃぎ。ホストであるはずの鳩山氏も苦笑し「じゃあお風呂用意しておきます」と切り返していた。
2006年04月05日08時15分
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