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□続々支持表明も小沢氏慎重 挙党体制じゃなきゃ|スポーツ報知
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1823684/detail
続々支持表明も小沢氏慎重 挙党体制じゃなきゃ
民主党の前原誠司代表(43)の辞任に伴う後継代表選びについて、小沢一郎前副代表(63)は3日午前、都内の個人事務所前で記者団に対し「どんな立場であれ今まで以上に頑張りたい」と出馬への意欲はにじませながら、明言は避けた。鳩山由紀夫幹事長(59)、羽田孜元首相(70)のグループはこの日、“小沢支持”の意向を示したが、依然として若手グループを中心に“小沢アレルギー”は強い。菅直人元代表(59)の動きも含め、小沢氏としては党内情勢を見極めた上で、最終的に決断したい考えだ。
次期代表の“大本命”とされる小沢氏は、この日も「出馬表明」を見送った。党内で“小沢待望論”が高まる中、小沢氏自身は「自分の政治キャリアにとって、(来年の参院選と次の衆院選は)政権交代を実現するための最後の機会かもしれない。自分も今まで以上に頑張って、自民、公明両党の過半数割れをもたらしたい」と政権交代実現への強い意欲を示した。
しかし、代表選出馬については「まだ時間があるのだから、ゆっくり考えたい」と慎重に言葉を選んだ。
週明けのこの日、党内では後継代表選びへの動きが本格的に活発化した。鳩山氏に近い議員グループは、小沢氏支持で一致。党の最高顧問を務める羽田氏も、後継代表について「小沢氏はいろんな経験を積んでいる。間違うことはあり得ない」と支持を表明した。横路孝弘衆院副議長(65)のグループも小沢氏支持とみられる。
小沢氏擁立の動きが広がる一方、若手議員ら党内の一部には“小沢アレルギー”も根強い。小沢氏としては、もう1人の有力候補である菅直人元代表とともに、若手グループの動向も懸念材料となる。
若手議員の中には、“菅氏待望論”も出ているほか、「第3の候補」を模索すべきとの声も出ている。
党内でくすぶる“小沢アレルギー”について、小沢氏は「すべての人が個人的な利害や思惑を離れてじっくり考えるべきだ。『100%この人がいい』という人は神様じゃないんだからいるわけがない」とけん制。政権交代実現のためにも「欠点を補い合い、目標を達成することにしなくては、前原氏が責任を取って(辞任を)決断した意味がない」と挙党態勢の確立を訴えた。
党内には、「菅、小沢両氏の話し合いで一本化を図るべき」との意見がある一方、「談合決着は避けるべき」(党幹部)との批判も出ている。鳩山氏は菅氏との会談で「党は危機的な状況なので、公明正大でオープンな形で老壮青が協力していこう」と述べ、菅氏も「全くその通りだ」と同意した。今後、選出方法をめぐる綱引きも激化しそうだ。
◆代表選の過半数は97票 民主党は3日、代表選を7日午後に行うことを正式決定。中央代表選挙管理委員会を設置した。選挙人は党所属の衆院議員111人、参院議員81人の計192人で過半数は97票。7日午前に立候補を受け付け、3人以上が出馬し過半数を得られない場合は上位2人で決選投票する。候補者が1人の場合は両院総会で承認する。立候補に必要な推薦人については、突然の推薦辞退で出馬できなくなる不測の事態を招かないよう「20人以上、25人以内」と幅を持たせた。
2006年04月04日08時15分
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