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(回答先: 諸君5月号の西岡治秀記事の画像です 投稿者 木田貴常 日時 2006 年 4 月 02 日 17:02:32)
西尾幹二のインターネット日録
産経新聞への私の対応(二)――種子島会長の書簡公表――
http://nishiokanji.com/blog/2006/04/post_307.html
29日朝の産経新聞29面に昨夜の「つくる会」理事会の内容が報道されているが、11時12分に、「つくる会」本部から「FAX通信」第170号が送られてきた。この通信の発行者は「つくる会」本部である。
それは理事会報告の概要を伝えた後で、四角で囲んだ次の特別記事を掲げて読者に注意を促している。
==四角=====
『産経新聞』(3月29日付朝刊)で報道された理事会の内容は、憶測を多く含んでおり、「つくる会」本部として産経新聞社に対して正式に抗議しました。とくに、「西尾元会長の影響力排除を確認」「宮崎正治前事務局長の事務局復帰も検討」は明らかに理事会の協議・決定内容ではありませんので、会員各位におかれましては、誤解することの無いようにお願い致します。
==四角=====
上記内容は会長の承認を得ているはずである。会長の意向に反して何ものかが捏造記事を記者に流したことを意味する。理事会に出席していたある人に電話で聞いた処によると、新聞は他にも事実に反することを書いている。八木氏が先に解任された主な理由が会長としての職務放棄、指導力不足にあったことが昨夜の理事会で確認されているのにそれは述べられていない、など。
産経新聞の記者の中に明かに会の一部の勢力の謀略に協力して、捏造記事を※書く者がいることが以上で明瞭になったので、私に対する名誉毀損も含まれているので、本日、産経新聞住田良能社長に書簡を送り、事実調査をお願いした。記者の名を公表し、厳重に処罰することを要求した。書簡は29日付の郵送である。
※下線部分を以下のように訂正いたします。
それとは気づかずに、公式見解と記者が取材で得た事実を区別しないで
(上記訂正理由:渡辺記者から次のような内容を含む通信が管理人宛にきましたので、記事そのものが捏造ではないことを確認し、一部訂正いたしました。)
==四角=====
FAX通信についてのつくる会への抗議に対して、けさ種子島会長から電話で返答がありました。要旨は「記事が間違いだという意味ではない。今大事なときなので、過激な人たちを収めるために『公式発表と記者が取材で得た事実は区別して読んでほしい』という意味でFAX通信に書いた。辞めた西尾先生がブログなどでつくる会に言及することは理事一同迷惑している。また、宮崎さんについては記事の通り4月から戻ってもらう」との内容でした。
==四角=====
===============================
4月2日の新稿はここからです。
上記のいったん取り消した「捏造記事を」の五文字を復活させ、原文にもどします。
(上記再訂正理由:種子島会長から「西尾幹二日録訂正お願い」という連絡が、管理人の長谷川さん宛てに4月2日午前9:58に入りました。種子島氏の全文を私の責任で掲示します。これによるとやはり「捏造記事」であったといわざるを得ません。)
==四角=====
Subject: 「西尾幹二日録」訂正お願い
4月1日付け日録、産経新聞記事に関する箇所で、渡辺記者から管理者あて
メールで、小生談話として紹介されていますうち、西尾名誉会長及び宮崎氏
に関する部分は、小生発言した覚えなく、同記者にも確認を求めております
。この点、日録上で訂正下さい。以上
==四角=====
大切なことを申し上げます。私は渡辺記者を責めているのではありません。種子島会長の公式見解と明らかに違う「西尾の影響排除」「宮崎氏の事務局復帰検討」という虚報を産経記者に意図的に流した会の理事ないし幹部がいるということが明瞭になりました。
誰がリークしたのでしょうか。渡辺記者は情報提供者の名を明らかにすべきです。それができないというのなら「捏造記事」を書いたインチキ記者の汚名を甘んじて受けるほかありません。
なおコメント欄に出ていた次の指摘は理にかなっています。
==四角=====
違った見方をします。内部情報提供者による情報操作と思います。東京支部板に書きました。
>産経ウェブより 本文省略
>(03/28 21:53)
・先ず第一に、理事会が28日午後7時から開催されて、いろいろ言われているような議事進行があったとして、産経webが、上記時間(21:53)に発表できるということは、事前に事務局または八木前会長筋から、情報が流れていたということになる。
・しかも、理事会で論議されていなかったことが、あたかもつくる会の公式見解のごとく産経が書くのは、予め流した原稿が一定の予測(シナリオ)であったことを意味する。実際の理事会では議論されていなかった部分は、つくる会fax通信の末尾で「抗議」の形で訂正している。
・そこで推理すると、産経記者w氏がつくる会内部(事務局員または最近宮崎氏に代わり頻繁に事務局に出入りしているS氏)と通じていることである。八木前会長の関与が大であろう。
Posted by: 中年z at 2006年03月30日 14:04
==四角=====
渡辺記者はどういう時間帯に誰から取材し、28日21時53分までにWEBに上げるのに間に合わせたのか、も明らかにしてほしい。
信頼する複数の理事からいただいた説明によると、理事会では会長が冒頭に宮崎氏の円満退職を淡々と報告し、それで終り質疑応答もなく、宮崎氏の話題はそれからいっさい出ていないそうです。
ある理事が西尾の「院政」云々を話題にしようとしたが、別の理事が「誰が外で何を言おうが自由だ。それに踊らされる皆さんでもないでしょう。しかも、西尾さんは正しいことも言っている」別の一人が「先輩のことばだから聴くべきことは聴くべきだ」と言った後、「院政」云々を持ち出した理事も沈黙したそうです。予想外にこの日はおとなしかったとか。西尾の話はそれ以上出ていないそうです。「影響排除」などは討議も確認もされていないのです。
従って3月28日の産経記事は明らかに異常であり、特殊な力が働いた突飛な内容で、恐らく八木支援者側の理事もわが目を疑うほどの虚報であったでしょう。渡辺記者は何者かに操られたのです。その人の実名を公表する以外に記者が身の正しさを証明することはできません。
じつは今回はおかしなことが相次いで起こっている。3月に入ってから理事や出版社や私に白紙で名無しの怪メールのファクスが乱れとび、昨4月1日にまでも私あてに脅迫まがいのファクスが来ました。(いつか公表します。)それは必ず私と誰かを分断し、一定の勢力を有利にしようとする内容で、明らかに会の裏面を知っている近い筋の人の手になるものです。
渡辺記者がそうした勢力に利用されていないことを証明できることを今は祈るばかりです。
私は心機一転して、昨日は「桜の咲く少し前」を日録に出して、バカバカしいことから離れたいと思っているのに、後から後から追いかけてくるのです。申し上げておきたい。私は会に関与などしたくない。一般会員証も返したいと思っている。たゞ私は不正を憎んでいる。なにかがおかしい。今回はなにかが狂っている。
私の持っている全資料を駆使して実情をマスコミに明らかにする日が近づいているのかもしれない。
Posted by Nishio at 2006年04月02日 16:36 | コメント (0) | トラックバック (0) | Clip!!
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西尾幹ニ
昭和10年東京生まれ。東京大学文学部独文学科卒業同大学院文学修士。文学博士。電気通信大学名誉教授、評論家。ニーチェ、ショーペンハウアーの研究を専門とする。その主著の翻訳者でもあるが、早くから西欧との比較に基づく文化論を展開し、文芸、教育、政治、国際問題をめぐる評論家としても活躍している。「新しい歴史教科書をつくる会」名誉会長。
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