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(回答先: 初めて「RS-2000」が敗れた日 投稿者 World Watcher 日時 2006 年 3 月 25 日 09:06:03)
大槻氏の科学者としての頑固さが醸し出されていて面白かった。(もちろんいい意味で)
*マスコミ板に投稿しようと思ったんですが名前が出ていたので”ついで”という感じでご容赦願います。
■2006年3月 第1回
前回の小泉さんの言動批判について各方面からご意見をいただきました。ありがとうございました。そのほとんどが賛意、もしくは賛同のご意見でしたが、その中で私のこのような『左翼的』言動をご心配いただくものがありました。
「大槻教授ぐらいになると、いわば公人に近いので、あろうことか小泉首相に楯突くことは不利益ではないか。」
ということでした。
たしかに私の言動は時にこの国の一般的、多数意見から外れています。とくにこの国の上層部・指導者と対立します。このため、これまで沢山の不利益を受けてきたのも事実です。
例えば、原発のCMです。
これまでこのTVコマーシャルの話は10回近くもありました。しかし、これらすべてが、やがて立ち消え、上層部からの拒絶で取り止めになってきました。
「大槻教授は左翼だ!」とか「原発反対だ!」
という理由でした。
私は原発そのものに反対したことは一度もありません。およそ、物理学で研究・開発されたものが人類のための応用に使われなかったことは一度もありません。原発も原子核の研究成果であり、放射線医療技術と同じように人類のために使われることは歓迎です。つまり原発は賛成です。ただ、放射線医療が細心の安全性を考慮して行われるように、原発もさらに安全性を高めなければなりません。
先日、ある週刊誌の編集者とわたしのエッセイ執筆について打ち合わせているとき、その編集者が言いました。
「先生に連載をお願いしようとしたら、ある者が反対しました。大槻教授はきびしいよ。偏っているよ。」と。
これまで似たようなことで、沢山のTV出演を断られてきました。ひどい時にはテレビのプロデューサー氏がはっきり言いました。
「そんな風にオカルト番組を批判していると、今後、自分の局の番組には出られなくなりますよ。」と。
テレビなどはどうでも良いのですが、政府関連行事・審議会などすべてに最終的に拒絶されてきました。
しかし私は自分の主義・主張を仕事欲しさに曲げません。自分の世界観・哲学を売り、この国の上層部に媚び、それで仕事をいただいても、私の心はどうなるのでしょうか。心を売ってお金をもらったのでは『心の売春婦』です。体を売ることより、心を売ることのほうが辛いのです。
http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/20063_258b.html
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