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2006年3月24日(金)「しんぶん赤旗」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-03-24/2006032401_01_0.html
井上議員指摘
官製談合が防衛施設庁だけでなく、文科省発注の工事でも行われていた疑いがある―日本共産党の井上哲士議員は二十三日の参院予算委員会で、文科省OBでつくる組織が存在し、文科省発注の「管工事」を九割の落札率で受注している問題を取り上げました。
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落札率は9割超
「管工事」とは機械設備や給排水工事などです。
井上氏は「文部省・文部科学省に在籍したもので、現に管工事関係の業務に在職しているもの」を会員とする「櫟(くぬぎ)の会」というOB組織の会則を示しました。
会則によれば会の趣旨は「会員相互の親睦および、文教施設の管工事が円滑に完成され且つ技術、資質の向上を図る」となっています。ところが、官製談合が発覚した昨年八月以降に「文教施設の管工事が円滑に完成され」という部分を削除した文章のシールが上から張られています。
井上氏は二〇〇一年―〇四年に文科省が発注した十九件の管工事のうち、十六件を「櫟の会」会員企業が受注したことを指摘。このうち入札参加企業すべてが「櫟の会」となった工事の場合平均落札率は95・8%で、随意契約五件もすべてが「櫟の会」でした。
小坂憲次文科相は「櫟の会」について「承知していない」と答弁。「櫟の会」会員企業に受注が集中していることについて文科省の大島寛・文教施設企画部長は「一般競争入札で公募で行われ、談合の疑いとの指摘はあたらない」と否定しました。
また、井上氏は文科省の発注工事を担当する文教施設企画部OBが天下りする企業が、四年間で本省発注工事七十一件のうち四十八件・契約額で八割を受注(一億円以上)していることなどを示し、官製談合の疑いを指摘しました。
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