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政治的思惑が幾重にも絡んでいた。
キューバが邪魔で堪らない。したがってこいつには優勝させたくない。
日本には経済的にも政治的にも強くなってもらいたくはない。こいつにも優勝してもらいたくはない。
韓国ならまあ許せるだろう。選手も補給してくれる。イラク以外への戦闘部隊の派遣も強要できる。台湾や、やがてはチャイナからも選手と観客を動員できる。その導入口になってくれる。
デズニーランドのように、アジアにメジャー球場を輸出するのだ。日本や韓国の有力チームは買収するか資本参加しよう。
その様に色々と考えられていたのだろうが、
その様なわけで、
ＢＳＥヘタレ牛モード「判定」も出したわけだ。
ところが、ハリケーン「カテリーナ」のようなメキシコチームの怒りが総てをひっくり返してくれた。
ヴィヴァ！女日子（メヒコ）。
『政治は万能ではない』 『軍事も万能ではない』
『人民の意志こそが万能だ』
日本チームの優勝はこの事を再確認させてくれた。
肉体とリズムの王者＝キューバチームと
根性と不屈の王者＝韓国チームとの間で
決勝、準決勝を戦った事は、
日本国民に希望とエネルギーを与えた筈だ。
精悍で健全な両国チームに感謝したい。
すでに日本国民は駄目政治家を超えている筈だ。
自民党や民主党の首脳達が、ブッシュを始めとする米国政治家達に向かって、
胸を張って堂々と「日本チームの優勝」を誇る事が出来るであろうか？
戦車砲から撃ち出され空気を切り裂き燃えながら飛んでゆく「砲弾」のような
松中の怒りの二塁打（韓国戦）から始まり、
足を絡めた福留、多村の長距離砲の連撃攻撃は見事であった。
文句なし。
これは間違いなく、
黄昏ブッシュ・ネオコン政権と
黄昏コイズミ・属国政権の
思惑外れの出来事だった筈である。
事態は流動を始めているのだ。
http://mdn.mainichi-msn.co.jp/photospecials/graph/060321wbcfinal/1.html
米国の退潮を象徴する皮肉な展開となった。ＷＢＣ準決勝で日本シャットアウト勝利。
http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/505.html
投稿者 新世紀人 日時 2006 年 3 月 19 日 16:23:31: uj2zhYZWUUp16
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