★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK20 > 552.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
法政大学事件
http://blog.goo.ne.jp/yojiro5/e/6abe1835a538ebd920b2ec4491a86cd3
これは割と大学関係者の間で話題になっていることなのだが、共産党系のブログではあまり触れられていないので書く。
先週、法政大学市ヶ谷キャンパスで、大学当局に対し抗議行動を行っていた学生グループ29名が逮捕された。学生グループというのは「中核派」を中心とする有志(ノンポリの学生もいるらしい)。彼らは、「立看(タテカン=大学の中に学生が設置したサークルの看板)とビラまきを当局が一方的に規制・管理する」との通告に対して抗議行動をしていたところ、大学から通報を受けて大学周辺に待機していた多数の警察官によって逮捕されたのである。
→詳しい事実関係はアッテンボロー(http://rounin40.cocolog-nifty.com/attenborow/2006/03/post_b177.html)さんのブログで。
僕から言うべき事は次のことにつきる。
今回の逮捕事件は、学生の自主的な活動に対する不当な弾圧である、と。
民青や共産党系の学生グループの中には、「中核系のグループが逮捕されたんだから当然だ」というような考え方をする人もいるかもしれない。確かに、「中核派がゲバ棒を持って研究室を荒らし回った」とか「学内で内ゲバ(→オヤジ語。過激な集団が仲間内で殺し合うこと)を行った」等という事件ならそのように考えてもかまわない。しかし、今回の事件は、ノンセクト系の学生も含めた「学生一般」の抗議行動が弾圧されたというのが事の本質だ。「中核派の構成員が抗議行動を行った」というのは些細な難クセに過ぎないと思う。
事件の具体的な経過はアッテンボローさんのブログを見て欲しい。このような「抗議行動」が刑事犯の対象になるのなら、ありとあらゆる抗議行動が弾圧の対象になってしまう。ヘタをすれば、この先、「民青の受験生歓迎や新歓で逮捕者」なんて事にもなりかねない。民青や共産党としては組織としてこの問題について云々するのは難しいかもしれないが、アッテンボローさんが言うように、すくなくともブログを書いている人なんかが興味を持って抗議の声を挙げることくらいはすべきだろう。
【関連投稿】
<中核派学生29人の逮捕について>「自由と進歩、進取の気象」「民主法政」の名がすたる(五十嵐仁の転成仁語)
http://www.asyura2.com/0601/senkyo20/msg/487.html
投稿者 gataro 日時 2006 年 3 月 18 日 14:46:18
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK20掲示板