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(回答先: 米軍再編めぐり 岩国市きょう住民投票―「東京新聞」核心 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 3 月 12 日 12:42:01)
◇全国の基地の街が注視
在日米軍再編に関係する各地の自治体や住民が、米空母艦載機部隊の受け入れについて問う岩国市の住民投票(十二日)をかたずをのんで見守っている。再編案への賛否を投票で示す全国で初の審判。日米政府が調整を進める最終報告見直しにつながるかどうかを疑問視する声もあるが、民意の行方への関心は強い。(岩崎誠)
沖縄・普天間基地の空中給油機部隊の移転先に浮上した鹿児島県鹿屋市。市内九十五町内会の連絡協議会長の竹川鉄舟さん(67)は「岩国がどうなるかはこちらの住民にとっても関心事だ」と話す。
昨年十月の中間報告が示した海上自衛隊鹿屋基地への移転案は寝耳に水だった。各町内会は反対の動きを強めた。米側からその後、以前の計画通り部隊の岩国移駐を求める声が出るなど振り回され、再編計画への不信感も募った。「結果次第では最終報告にも影響するのでは」と竹川さん。
艦載機部隊が駐留する厚木基地を抱える神奈川県。大和市、座間市、相模原市など再編に関係する自治体の基地担当者はインターネットなどで岩国の動きを追う。
市域にある厚木基地の縮小・返還を求めてきた大和市の土屋侯保市長(60)は再編計画に一定の理解を示す立場だ。それでも、白紙撤回を掲げて住民投票に踏み切った岩国市の姿勢は評価する。
「投票率が50%いくかどうか、賛成・反対の比率は…。一つの民意として大変気になる」と土屋市長。一方で「投票結果をもって、計画をゼロから見直すのは難しい」と現実的な見方も示した。
同県では岩国移転による騒音軽減の一方、キャンプ座間への新司令部設置なども盛り込んだ再編計画への抵抗は強い。ただ、岩国に倣い住民投票に踏み切る動きはない。
これに対し、キャンプ・シュワブ沿岸部への普天間飛行場移設案に揺れる沖縄県名護市の宮城康博市議(46)は「どのような結果になるにせよ、住民投票で民意を示す意味は大きい」と語る。ヘリポート基地受け入れの是非を問い、反対が多数を占めた一九九七年十二月の名護市民投票。宮城さんは条例制定を求めた市民組織代表だった。
「目の前の最終報告に反映するかどうかよりも、移転に向けた次の段階を迎えたとき、投票による民意が影響力を持つはずだ」と強調する。
(06.3.10)
http://www.chugoku-np.co.jp/iwakuni/060310_01.html
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