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昨年の郵政政局で造反し、自民党を離党した野田聖子元郵政相ら衆院の無所属12人が、ゆるやかな連携を模索し始めた。当面は週1回程度のペースで会合を開き、政策の勉強などを行うことを検討している。新党や国会会派の結成を目指す動きではないが、自民党内には来年の参院選に向け無所属組の支援を期待する空気もあり、一定の結束力を保つことで復党のチャンスをうかがう狙いも垣間見える。
12人は、昨年の衆院選で自民党に対立候補を立てられても勝ち残った有力議員が多い。郵政法案以外のスタンスは必ずしも一致せず、選挙区事情も異なるため会派結成などには至っていない。だが、無所属では情報収集に限界があり、役所の法案説明も後回しにされるケースがあるため、まず定期会合という足場を作ることになった。
衆院離党組をめぐっては、自民党の山崎拓・前副総裁が先月25日、「小泉政権の間に救済措置を取るべきではないか」と発言。その2日後には小泉純一郎首相が「当分は無理」と打ち消すなど、綱引きが続いている。一方で、苦戦が予想される来年の参院選では、造反議員との関係修復が必要との声も出るなど自民党内の事情は複雑だ。
こうした中、12人は来年度予算案の採決で忌引欠席を除く11人が賛成に回るなど、将来の復党を目指し「与党」のスタンスを続けている。会合は当面、「自民党離党組の同窓会」(関係者)の域を越えないとみられるが、「ポスト小泉」や参院選の行方次第では活動が活発化する可能性もある。【堀井恵里子】
(毎日新聞) - 3月8日19時17分更新
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