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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20060308it03.htm
北京で7日まで行われた東シナ海の天然ガス田開発問題を巡る日中両政府の第4回局長級協議で示された中国側の新提案は、<1>日本と中国、台湾が領有権を主張している尖閣諸島周辺<2>東シナ海北部の日韓大陸棚共同開発区域周辺――両海域の共同開発だったことが8日、分かった。政府関係者が明らかにした。
日本側は協議の場で、尖閣諸島は日本固有の領土であることから、新提案は受け入れ難いと拒否した。ただ、日中両国とも協議は継続する方向で、双方の提案を持ち帰って検討することになった。
安倍官房長官は8日午前の記者会見で、中国側の新提案について、「受け入れられるものではない。東シナ海を友好の海とする認識に立ってよく考えて欲しい」と述べた。
協議で、中国側は、昨年9月末からの前回協議で日本側が提案した日中中間線付近にある白樺(中国名・春暁)など四つのガス田の共同開発案を拒否。その上で新提案を示した。
日韓大陸棚共同開発区域周辺の開発については、日中中間線の中国側も一部含まれていると見られる。中国はこれまで日中中間線の中国側は単独で開発し、中間線の日本側については共同開発する案を主張していた。
尖閣諸島、日韓大陸棚共同開発区域周辺には石油、天然ガスが埋蔵されているとの指摘があるものの、試掘データなどがなく、はっきりとした有無は分かっていない。
麻生外相は8日午前の衆院外務委員会で中国側の新提案について、「正確に聞いていないので答えられない」と述べた。
(2006年3月8日12時6分 読売新聞)
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