★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK20 > 235.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060308-00000003-ryu-oki
◇政府、地元同意を断念 普天間代替できょう米に伝達
政府は7日、在日米軍再編をめぐり米軍普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部移設問題を抱える沖縄県など地元との調整が難航していることを受け、最終報告前の関係自治体の同意取り付けを事実上断念、閣僚級の日米安全保障協議委員会(2プラス2)を4月上旬に開催し、最終報告を取りまとめることを米側に打診する方針を固めた。政府は7日(日本時間8日)から米ハワイで始まる外務、防衛当局の審議官級協議で提案。具体的には額賀福志郎防衛庁長官と麻生太郎外相が4月1、2両日に訪米することを想定している。日米政府間合意を優先し、地元同意を後回しにする「見切り発車」に関係自治体の反発は必至だ。
昨年10月に合意した中間報告は、最終報告の取りまとめに関し「具体的な実施日程を含めた計画を2006年3月までに作成する」と規定。それまでに「地元との調整を完了することを確約する」とも明記しており、政府は最終報告後も地元説得を続けることで米側の理解を得たい考え。
最終報告の取りまとめ時期に関しては、3月中に実質合意が可能との認識だが、2プラス2に担当閣僚が集まることのできる日程を考慮すると4月上旬が妥当と判断した。ただ米側は、中間報告で基本合意しているとして、最終報告段階での2プラス2開催に消極的とされ、流動的な要素もある。
ハワイで7日から始まる審議官級協議では、在沖米海兵隊のグアム移転経費をめぐる日本側負担の規模や手法、沖縄本島中南部の米軍基地の返還、普天間飛行場のKC130空中給油機の移駐先、横田基地(東京都)の航空管制権返還などをテーマに詰めの協議が行われる。
(琉球新報) - 3月8日9時44分更新
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK20掲示板