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渡部恒三大研究…69年初当選「会津のケネディ」 [スポーツ報知]
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投稿者 white 日時 2006 年 3 月 06 日 11:52:42: QYBiAyr6jr5Ac
 

□渡部恒三大研究…69年初当選「会津のケネディ」 [スポーツ報知]

 http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1754569/detail?rd

渡部恒三大研究…69年初当選「会津のケネディ」 自民時代3度入閣「七奉行」 離党後は一転渡り鳥生活

 「堀江メール」問題を端に発し、大揺れする民主党は窮余の策として、超ベテランの渡部恒三国対委員長(73)を担ぎ出した。就任以降、渡部氏は積極的にメディアに露出し独特の会津弁で思いきった発言を連発。その存在感は前原誠司代表(43)をしのぐ勢いだ。政敵の自民党側からも一目置かれるなど「ポスト塩爺」の座をも飛び越え、もはや事実上の党首状態。自民党時代は「竹下派七奉行」のひとりとして政界中枢で活躍した自称「会津のケネディ」の政治家人生を改めて考察した。

 1932年5月24日、渡部氏は福島県会津郡田島町で生まれた。

 福島県議を2期務め、69年に衆院選に初出馬。「ワタスは、東北のケネディだす」の名言で初当選を果たした。そのJ・F・ケネディ本人に会った渡部氏は、開口一番、「アイアム ケネディ オブ ジャパン」と言ったという伝説が残っている。

 会津なまりも永田町ではすっかりおなじみだ。自民党時代には渡部氏が党職員に「けさの朝刊」と頼んだところ、職員が「警察庁長官」と聞き間違え連絡を取ってしまったこともあるという。

 サービス精神もおう盛なことから口が滑り「おしゃべり恒三」と揶揄(やゆ)されることもしばしば。厚相時代には「たばこは健康のもと」と豪快に失言し、波紋を広げた。

 福島県立会津高時代からすでに政治家を志していたという。早大第一文学部進学後は、すぐに政界の登竜門である「雄弁会」に入部し幹事長に就任する。このとき副幹事長として渡部氏を補佐したのが、海部俊樹元首相と藤波孝生元官房長官の2人。後輩に、故・小渕恵三元首相らがいた。

 民主党の小沢一郎元代表代行や羽田孜元首相とは衆院選初当選組の同期。自民党時代は、国会対策委員長としても活躍。厚相、自治相兼国家公安委員長、通産相と、3度にわたり入閣を果たした。

 旧竹下派では、小渕氏、小沢氏、羽田氏、橋本龍太郎元首相らとともに「七奉行」の一人に数えられた。「七奉行」のうち小渕、羽田、橋本の3氏は首相の座へ上り詰めている。ほかにも「剛腕」と言われた小沢氏、「策士」故梶山静六元官房長官、「ケンカ屋」故奥田敬和元運輸相ら派手な強行型の面々に対し、渡部氏は竹下登元首相譲りの「調整役」に徹した。

 また渡部氏の自民党国対委員長時に、同筆頭副委員長を務めたのが、小泉純一郎首相。首相は今回の渡部氏の国対委員長就任に「(また)支えなきゃいけないのかなあ」と余裕のエール?を送っている。

 竹下派会長の故金丸信元副首相が、92年に東京佐川急便事件で会長職を辞任すると、「七奉行」は、「小渕・橋本・梶山」グループと、「小沢・羽田・渡部・奥田」グループに分裂。渡部氏らは、宮沢喜一内閣不信任案に賛成し、自民党を離党。新生党を結成した。

 自民離党後は93年に小沢氏が中心で結党した新生党、94年に新進党と“渡り鳥”生活を経験。96年に衆議院副議長に就任し、03年までの副議長在任日数は戦後最長(2498日)。05年の衆院選で民主党の公認を得て13回目の当選を果たし、同12月に党の最高顧問に就くなど、最前線からは退き、政界のご意見番の位置に収まったかに見えた。

 ところが民主党結党以来の危機を救うためサプライズ再登板。3日の国対委員長就任時には2人の国対委員長代理が「水戸黄門」に渡部氏をなぞらえた。すると同氏は「おりゃ〜(女忍者役の)由美かおるがいなきゃだめだな〜」と会津弁丸出しでおどけ、脱力感たっぷりに健在ぶりをアピールした。

 5日のテレビ番組でもウソか本当か「永田の顔を知らんのだよ〜」と軽口を叩いたり、「おりゃー(女優の)森光子さんより13歳若い」と若さを誇示するなど重鎮の政治家にありがちな偉ぶった発言は皆無だ。しかしズーズー弁でなごませながらも、さりげなく代表選前倒しを示唆したり、その言葉に裏を感じさせる老かいぶりはさすがだ。

 ネット上では「貫録が違う」「隠居した爺さんを連れ出してきた感じ」と評判はさまざま。奔放な発言の連続に「“ボケている”のでは」と辛らつな意見も。いずれにせよ、「前原民主」が揺らぐ中、看板は「渡部民主」に変わりそうだ。

◆小沢氏が次期代表本命

 渡部国対委員長は5日午前のテレビ各局の番組で、9月の代表選について「場合によっては通常国会が終わった後に前倒しもあり得る」と予定を1、2か月前倒しして実施する可能性に言及した。これに伴い、党内では小沢前副幹事長を有力候補に推す発言もあり、早くも前哨戦の様相だ。

 渡部氏は「(前原氏に)残り残任期間はしっかり務めてもらいたい」としながら「世論の雰囲気が『早く代わった方がいい』なら…」と述べ、前原氏の辞任を求める声が噴出した場合は代表選前倒しを検討する必要があるとした。

 さらに次期代表についても触れ「最有力だ」と鳩山幹事長を一押し。一方で小沢氏については「わがままな男」と評し、「『小沢さん』という声も出る。だが、変な側近におだてられて『前原つぶし』なんて始めたら駄目」とけん制した。

 だが本命に推された鳩山氏は、北海道紋別市で会見し「極めて戸惑っている。100%打ち消す必要がある」と否定。そして「(メール問題後の国会運営を)若い者だけで戦うより経験を踏まえた小沢氏にも関心を持ってほしい。小沢氏は有力な(次期代表候補の)一人」と注目発言をした。

 これに先立つ講演では「小沢氏の出番がますます近づいている。民主党にとり、最も大きな人物の去就が極めて注目されることになる」と持ち上げまくり。混乱に陥っている党内では早くも次代の主導権争いが始まりつつある。

◆前原代表が祖父母墓参り

 ○…前原代表は5日、鳥取県米子市で開かれた「民主党躍進の集い」で「9月の任期までを頑張りたい」と話した。これに先立ち、境港市で祖父母の墓参りをした前原氏。「見守ってほしいとお願いした」と話した。


2006年03月06日08時15分

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