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□永田議員が取るべきだった2つの態度/俵孝太郎 [ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1752932/detail
永田議員が取るべきだった2つの態度
永田寿康衆議院議員の「謝罪会見」を見て呆れ返った。あれでは話にならない。
この際、彼がとるべき態度は2つあった。その第1は徹底的に謝ることだ。情報の評価を誤りました。判断ミスで絶対にいってはならないことをいってしまいました。申し訳ありません。この上は院議によるいかなる懲罰もお受けします。これだけをいって、どういう経路で情報を入手したか、なぜ評価を誤ったかについては、一切言及しない。
なにを聞かれても、すべて私の判断ミスです、いまさら話すことはありません、で押し通す。煮るなり焼くなり勝手にしろ、逃げも隠れもしない、という潔さに徹すれば、バカなテレビはグズグズいっても、世間のオトナたちはそれなりに評価したろう。
第2はあくまで突っ張ることだ。自民党筋が最近ひけらかしているのは似て非なるガセ・メールだが自分のはホンモノだ。ただ情報源保護のため当面これ以上はいえない。いずれ補強資料は出すが、その前に懲罰だ、告訴だというならしてみろ。その時点で議員辞職して来年の参院選の比例代表で国民の審判を問う。たとえハッタリでも、こう開き直れば自民党もタケベも対応に窮したろう。
もちろんこの2つのうちどちらを選択するかは、永田・民主党幹部の意思統一が大前提だ。それすら彼らにはできず、中途半端、支離滅裂、未練たらたらの醜態を晒(さら)した。
恥の上塗りとは、このことだ。攻める側に立ったときは激越な口調で大見えを切るのに、攻められるとたちまち錯乱状態になって入院するようなヤツに、一国の安危を担う政治家が勤まるわけがない。そんなヤワなヤツをスター・ホープ扱いした民主党も、マトモな政党とはいえない。政権交代なんか、100年早い。【俵孝太郎】
【2006年3月2日掲載】
2006年03月05日10時00分
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