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(回答先: 米軍による沖縄県民への人権侵害を許すな!!暴力的政治国家を断固糾弾する!! 投稿者 ごるごるもあ 日時 2006 年 3 月 04 日 17:19:27)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060304-00000085-mai-pol
<普天間移設>政府と地元の関係修復、溝は埋まらず
北原巌男防衛施設庁長官は4日、沖縄県で稲嶺恵一知事、島袋吉和・名護市長と相次いで会談し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設をめぐり確執する政府と地元の関係修復を試みたが、溝は全く埋まらなかった。
今月末の取りまとめを目指し、在日米軍再編の最終報告の日米協議が大詰めを迎えているが「主役」の沖縄県の同意を得られないまま政府間で合意する可能性が濃厚となってきた。
北原氏が、市長就任の祝いの言葉を述べた直後、島袋市長は機先を制し「沿岸案の話は聞けない」と単刀直入に語った。その後、市長からはほとんど発言はなく、北原氏は本題に入れないまま、海兵隊削減など沖縄県の負担軽減策を説明。重苦しい雰囲気のままわずか15分で市長との会談は終わった。
政府はこれまで、普天間飛行場のシュワブ沿岸部への移設を「建設の実現可能性が高く、環境にも配慮した案」として理解を求めてきた。
これに対し、県は政府が99年に閣議決定した名護市辺野古沖に代替施設を建設する当初計画の正当性を主張。名護市は、シュワブ沿岸部付近に移設するなら大幅な修正が必要として、政府に修正案を迫るという三すくみ状態となっている。
稲嶺知事も「一定の評価」と語るように、全面返還する方向で調整している那覇港湾施設、牧港補給地区など具体的な負担軽減策に地元の期待があるのも事実。政府はこれらが固まり次第、負担軽減策をテコにシュワブ沿岸案への理解も進めたいという考えだが、県が態度を軟化させるきざしはない。
日米両政府は7日から5日間の日程でハワイで審議官級協議を行い、沖縄県南部の基地の整理統合案などについて詰めの協議に入る。しかし米側は、基地再編はパッケージであり、普天間移設実現が、海兵隊司令部のグアム移転などほかの負担軽減策の条件と考えている。地元同意が得られないままの最終報告は、ほかの負担軽減策が白紙に戻る可能性をはらんだままの合意となる。
【古本陽荘】
(毎日新聞) - 3月4日19時31分更新
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