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51_5 来る4月29日から5月5日まで、小泉首相がエチオピア、ガーナ、スウェーデンを訪問することがすでに政府から発表されている。わが国首相がこの3国を訪問するのはいずれも初。首相は3月29日、記者団に「アフリカの安定は世界の発展に必要だ」、外務省は「アフリカ全体へのメッセージに(首相訪問は)なる」などとコメントしている。
これだけ聞けば、何とも結構はことだが、ガーナ政府首脳とも懇意なさる事情通氏は、こう指摘する。
「小泉首相はガーナを訪問した際、当然、ODA枠から何十億円資金援助すると申し出るはずだ。問題なのは、その際、秘かにバック・マージンを要求することが慣例になっていることだ。50億円ならその1割、5億円というのが相場だ」
バック・マージンの受け取り方は様々。その資金で行うガーナの公共工事に、自分の息のかかったゼネコンを指定することもあれば、小切手をもらう方法もあるという。
「政府首脳の外遊には記者団が同行するが、この間に、記者団の同行を許さないプライベート・タイムが設定されている。小切手の場合、それは秘匿性の高いスイスの某銀行某支店振り出しの自行宛のものだ。そこで、外遊中のプライベート・タイムに自らその支店に出向いて換金することもある」(前出・事情通氏)
もちろん、こんな露骨なバック・マージンが可能なのは、ワイロが当然のアフリカ諸国を中心とするいわゆる開発途上国に限られるが、この事情通氏はかつて橋本首相(当時)も某国から4億円持ち帰ったと指摘する。
また、ガーナ政府はこうした手法が盛んで、この数年内にもある政界フィクサーがやはりODA枠を道路建設用に取ってやり、見返りにわが国大手ゼネコンT社が受注するかたちで、そのフィクサーは大きな利益を得たと明かす。
米国のブッシュ大統領なども同様のことをやっており、政治に大金がかかる以上、権力を持っている者がこうしたことをやるのは常識というが、小泉首相の場合、政官癒着にメスをまがりなりにも入れられたのは自らは大きな利権とは無念だったからこそ。果たしてそんなマネをガーナ訪問時にやるのか、見物だ。
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