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(回答先: 太蔵氏大絶叫サインも披露…衆院千葉7区補選(スポーツ報知) 投稿者 ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会 日時 2006 年 4 月 16 日 10:39:15)
普衆院千葉補選:小沢効果VS小泉人気 正面から批判合戦|毎日新聞
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20060416k0000m010143000c.html
衆院千葉補選:小沢効果VS小泉人気 正面から批判合戦
小泉純一郎首相が改革を問う最後の国政選挙を飾るか、民主党の小沢一郎代表が最初の選挙に勝利し「偽メール」問題を克服して「反転攻勢」につなげるか−−。今後の政局に大きな影響を与えそうな衆院千葉7区補選で15日、小泉、小沢両氏がそろって現地入りして「直接対決」した。14、15両日の毎日新聞の世論調査では、民主党が先行する結果が出て、与党は「小沢効果」に警戒感を強めており、選挙戦は自民、民主両党の総力戦となってきた。【尾中香尚里、衛藤達生、小林多美子】
「野田市に来たのは初めてだが、総理として街頭での演説をするのは今日で最後になる」
同市役所前の演説で首相が切り出すと、聴衆からは「えー」と悲鳴が上がり、「純ちゃーん」と掛け声も飛んだ。5割前後の支持率を維持する人気ぶりは健在だ。
首相はこの日、県内3市を遊説し、各2000〜6000人の聴衆を集めた。各会場では首相の似顔絵が描かれた小旗が振られ、杉村太蔵議員ら昨年の衆院選で初当選した「83会」メンバーも顔をそろえた。自民党は小泉人気を最大限に利用した「動員型」の選挙戦を展開した。
対照的に小沢氏は「できる限り田舎で、小規模の演説会場」(民主陣営幹部)にこだわった。野田市の鈴木貫太郎記念館脇の駐車場での街頭演説では、ビールケースを裏返しただけの粗末な演台にのぼり、約300人に支持を訴えた。
「今日は総理も来るそうだ。小泉さんはずっと町の中心部でお話しするようだが、鈴木貫太郎先生ゆかりの地で皆さんにお願いにまいった」
小沢氏は首相との違いを強調し、聴衆ほぼ全員と握手を交わした。
自民党幹部は「自民と民主の選挙のやり方が逆転している。83会が応援しても皮肉まじりに書かれるだけ。小沢さんが行くと、選挙がうまい、支持団体を引きはがしたと書かれ、その差は大きい」と嘆いた。
選挙戦術が好対照なら演説内容も正面からの激突となった。
「小沢さんは自由党党首のころ、郵政民営化に賛成していた。でも民主党に入った途端、自民党の抵抗勢力と一緒になって反対した。私は偽メールみたいにうそをつきませんから」。首相は20分前後の演説の4分の1以上を「小沢・民主党」への皮肉や批判に費やした。
小沢氏も負けじと「ホリエモンは小泉改革の成果だ。カネさえもうければ手段は問わない。こんな世の中になったら、日本の社会はめちゃくちゃじゃないか」と、小泉改革を痛烈に批判した。
共産党の志位和夫委員長も流山市の駅前で街頭演説。「格差社会は自然現象で起こっているのではない。小泉改革の名でやられた弱肉強食の政治の責任が今、問われているのではないか」と小泉改革批判を展開した。
◇自民、引き締めに全力
毎日新聞の世論調査で民主党が先行する結果が出たことに対し、偽メール問題で壊滅的打撃を受けた民主党は「小沢一郎代表の就任でムードが一変した」と勢いづいた。自民党には当初「楽勝ムード」も漂っていたが、この時点で追いかける展開は想定外。「このままずるずるいっては大変だ」(参院幹部)と焦りを強め、残り1週間の引き締めに全力を挙げる考えだ。
「これからどこまで踏ん張れるか。これからが勝負だ」
民主党の菅直人代表代行は15日、同党の善戦に強い期待感を示した。鳩山由紀夫幹事長も「小沢新代表に期待感がある」と語り、善戦の背景に「小沢効果」があると分析した。
一方の自民党幹部は「もっと迫っていると思ったが……」と絶句。党内からは「民主党が変わったわけじゃない。代表が代わっただけ」(参院幹部)と強がる声がある半面、選対幹部は「みんなメール問題を忘れている。『小沢効果』がいかにすごいかだ」といら立ちを募らせた。
では「小沢効果」に実態はあるのか−−。世論調査によると、「小沢新代表で民主候補が有利になったと思う」と答えた人は44%。「思わない」と答えた45%と拮抗(きっこう)しており、有権者は意外と冷静にとらえていることが浮かんだ。
ただ、小沢氏の代表就任が結果として民主党支持層の期待感や投票意欲を高めているという数字も読み取れる。「小沢代表で民主候補有利」と答えた人は、民主支持層で6割を超えたのに対し、自民支持層は3割強。「有利になった」と答えた層で投票に「必ず行く」と答えた人は7割近くに達した。
一方、男性は「有利になったと思う」が「思わない」を上回ったが、女性は「思わない」の方が多く、男女別でも対照的の結果が出た。男性はとくに50代で「有利になった」が6割を超え、社会の中心層に小沢氏への期待度が高いことをうかがわせた。
「代表選が選挙戦になったことが大きい。小沢氏を選んだ過程が評価されている面もあると思う」。民主先行の結果に小沢氏に近い議員は指摘した。
■千葉7区補選立候補者(届け出順)
太田 和美(おおた・かずみ)26 [元]県議
=民新
斎藤 健(さいとう・けん)46 [元]埼玉副知事
=自新[公]
徳増 記代子(とくます・きよこ)53 党県委員
=共新
小林 崇徳(こばやし・すうとく)63 行政書士
=無新
宮岡進一郎(みやおかしんいちろう)64 [元]高校教諭
毎日新聞 2006年4月16日 3時00分
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