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千葉7区補選 自民VS.民主 総力戦 総裁選の前哨戦?【産経】
http://www.sankei.co.jp/news/060414/sei133.htm
≪「ポスト小泉」3候補、現地入り≫
自民、民主両党が衆院千葉7区補選で総力戦を展開している。14日には「ポスト小泉」候補とされる安倍晋三官房長官、谷垣禎一財務相、福田康夫元官房長官がそろって現地入りし、さながら党総裁選の前哨戦の様相を呈した。一方、民主党の小沢一郎代表もこの日、地元企業を回って支持を訴えた。15日には小泉純一郎首相、小沢氏がともに街頭演説を行う予定で、後半国会の主導権争いも絡みながらそれぞれ対抗心をむき出しにしている。
安倍、谷垣両氏は十四日夕、松戸市と流山市でそろって街頭演説を行い、小沢氏批判を展開した。
安倍氏は「小沢氏が幹事長だった自民党を小泉首相がぶっ壊し、改革をやっていく自民党に変えた」と強調。谷垣氏は小沢氏について「二十年前にさかのぼった人が出てきた。セピア色の写真を見ているようだ」と切って捨てた。
九月の総裁選を意識してか、両者は自らのアピールも忘れず、安倍氏は「失敗しても何回もチャンスがある日本にしたい」と述べ、谷垣氏も「地域社会や家庭のきずなを大事にしないといけない」とそれぞれ持論を展開した。
また、福田氏は同日午前、流山市での街頭演説で、民主党候補が二十代であることに触れ、「若ければいいということだが、それだけではない」と述べ、自民党候補への支持を訴えた。麻生太郎外相も来週、現地に入る予定だ。
ポスト小泉候補の投入について、党幹部は「自民党は人材豊富だ。民主党は小沢氏と菅直人代表代行ぐらいしかおらず、格の違いを見せつける」と意気込む。
しかし、その背景には、小沢氏の登場が民主党への追い風となることへの危機感のほか、自民党の友好団体に対する小沢氏の「介入」への警戒感もある。
とりわけ神経をとがらせているのが、週末に行われる報道各社の世論調査の行方だ。党の調査では劣勢との報告も上がっており、各社の結果次第では「かなり情勢が厳しくなる」(党幹部)との見方は根強い。
このため武部勤幹事長は十四日午後、衆院本会議中にもかかわらず、新人の衆院議員約十五人を次々と呼んで「選挙区に知人はいないか」などと細かく指示したほか、地方での選挙に通じた全国の県連幹部にアドバイスを求めるなど、なりふり構わぬ選挙戦を展開している。
【2006/04/15 東京朝刊から】
(04/15 07:44)
■この記事が掲載されているブック: 小沢一郎
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