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(回答先: 小沢氏、自民非主流派との連携の可能性を否定【産経】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2006 年 4 月 14 日 22:22:55)
小泉首相が小沢氏を牽制「大連立もあり得る」【産経】
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200604/sha2006041301.html
来日中のブラジル、アモリン外相(左)と会談する小泉首相。頭の中は政界再編か?=12日、首相官邸(ロイター)
小泉純一郎首相(64)が11日夜から12日にかけ、民主党の小沢一郎代表(63)に関して「政界再編を仕掛ける」「大連立もあり得る」などと牽制(けんせい)する発言を繰り返した。早くも“イチイチ戦争”のジャブの応酬が始まったような雲行きで、小泉首相の小沢代表に対する警戒感の表れと受け止められている。本当に警戒しているのか? そして「大連立」はあり得るのか?
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小泉首相は11日夜、都内ホテルでの会合の席で小沢代表について「旧社会党系を切って自民党の非主流派と連立して、政界再編を仕掛けてくるだろう」と意味深発言。波紋が広がった。
12日にこの発言の真意を記者団に問われると、「小沢氏が政権を取ろうと考えれば、ドイツでもあるように大連立もあり得る。(政権獲得の手段は)選挙だけではない」と説明。
さらに「今までの長年の動きを見ていると、どんなことでも予想しておかないといけない。『反自民』といっても、小渕政権の時は連立を組んだ」とも指摘した。
一連の発言は、「どんなことでも」仕掛けてきそうな小沢代表の剛腕ぶりに、警戒感を示したと、政界関係者に受け止められた。
政治評論家の浅川博忠氏は「自民党内を引き締める意図がある」と解説する。「年齢的にも(悠長に構えず)小沢氏は短期決戦で、自民党に揺さぶりを掛けてくる可能性は大いにある。警鐘を鳴らして小沢氏の動きの機先を制した。首相は、小沢氏を警戒はしている」と語る。
「仮想敵を作ることで自分への求心力を高める目的」とみるのは政治評論家の有馬晴海氏。「政界再編をしたいのは小泉首相の方。小沢氏の名前を利用して再編に動くか、自民党内で9月以降の首相続投の声が高まることを狙っているのでは。額面通りに小沢氏を警戒しているとは思えない」と説明する。
では、小沢氏は「大連立」に動くか。浅川、有馬両氏とも「現時点では難しい」とみる。「小選挙区制度では与党から野党にわざわざ移る議員はいない」と有馬氏。浅川氏も「小沢氏出身の田中派の流れをくむ津島派には、小沢氏と決別した人が多い。国民新党など郵政法案に反対して自民を離れた人々も、自民に戻りたいのが本音」。
浅川氏は「9月の自民総裁選がこじれて変な亀裂が生じた場合」、有馬氏は「来夏の参院選で民主が大勝した場合」に、小沢氏が自民の一部と手を組む動きに出る可能性があると指摘する。
小泉首相が例に挙げたドイツは、保革2大政党の大連立政権。まさか宿敵小沢氏の民主と大連立するとは思えないが…。
★総裁候補よりも手ごわい小沢氏
中曽根康弘元首相(87)は12日、自民党本部で講演し、民主党の小沢代表について「今言われている自民党の総裁候補との勝敗を予想すると、小沢氏の方が心臓が強い。百戦錬磨で、駆け引きもうまい。新しい総裁にとっては手ごわい相手になる」と指摘した。同時に「小沢氏がうまくいかずに退陣する時は、民主党は解体する。あるいは政界再編が起きて、民主党が今の姿ではなくなる。民主党の最後の切り札だ」と述べた。
★来夏の参院選へ全力挙げる決意
民主党の小沢代表は12日午前、参院議員総会で就任あいさつし、来年夏の参院選について「非自公、反自公で過半数を取ることに焦点を合わせ、政権への第一歩にしなくてはいけない。過半数を占めるのは困難なことではない」と、必勝に全力を挙げる決意を改めて強調した。
同時に「まだまだ(参院選の)1人区の候補者が決まっていない現状だ」と指摘。カギを握るとされる改選数1の選挙区の候補者擁立作業を急ぐ方針を示した。
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