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□首相、小沢代表が小バトル 靖国問題で早くも火花|スポーツ報知
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1839719/detail?rd
小泉首相、小沢代表が小バトル 靖国問題で早くも火花
11日に正式発足する小沢一郎代表(63)率いる民主党が、小泉純一郎首相(64)率いる自民党に“宣戦布告”した。小沢新代表は10日夕、各党幹部らに就任あいさつを行ったが、小泉首相とは全く視線を合わせず、報道陣に促されるまで握手もしなかった。また、小沢代表が小泉首相の靖国神社参拝を批判し、A級戦犯分祀(ぶんし)を求める考えを示したことに対し、小泉首相も真っ向から反論。靖国参拝問題は今後も自民、民主両党間の対立軸として議論を呼ぶことになりそうだ。
午後5時。小沢氏が、小泉首相の待つ国会内の総裁室へ、代表就任のあいさつに訪れた。代表代行に就任する菅直人氏(59)、鳩山由紀夫幹事長(59)、渡部恒三国対委員長(73)らを従えた民主党“オールスターキャスト”で、武部勤幹事長(64)ら自民党首脳を圧倒した。
小沢氏と小泉首相は、決して視線を合わせようとしなかった。小泉首相はまず“黄門様”渡部氏に目をやり「国対委員長、久しぶりです」と握手。小沢氏ら他のメンバーとは握手することなく、会談が始まった。
まず小沢氏が「こういう顔ぶれでやらせてもらうことになりました。今さら出てくる幕じゃないんだけど勘弁を」と控え目に“宣戦布告”。小泉首相は「自民党時代のようで懐かしいね」と無難な対応でかわした。
その後、小沢氏と小泉首相は、報道陣からのリクエストでようやく握手。小泉首相の方から手を差し伸べる形で、両手をがっちりと握り合わせたが、作り笑顔の両者の視線が重なることは最後までなかった。
昨年9月、前代表の前原誠司氏(43)が就任あいさつに訪れた際は、小泉首相が「ちょうど20歳も下だよ。頑張ってもらいたいね」と前原氏にエールを送るシーンもあった。だが、今回は、両党のトップがお互いに主導権を譲らず、終始、ピリピリムードだった。
小泉首相は、小沢新代表との対面を終え「小沢氏も、鳩山氏も、渡部氏も、皆自民党だった。田中派、竹下派の皆さんとお話ししてるような気持ちになって。野党と言われてもピンとこない」と感想を述べた。
一方で「(小沢氏は)自民党の手の内はよく知ってる。自民党の弱点を攻めてくるのでは。選挙なんかでも、自民党の支持団体を取ろうとか。手ごわい相手」と警戒感もにじませた。
早くも、靖国参拝問題をめぐって論戦を繰り広げている両首脳。小沢氏は9日に出演したテレビ番組で「小泉さんの(参拝)は駄目だ」と批判。理由として「戦争を主導した大きな責任がある人たちは、本来祭られるべきではない」とA級戦犯が合祀されていることを挙げた。
これを受け、小泉首相はこの日、「中国が参拝をいけないと言っているからいけないのか、戦没者に哀悼の念を表することがいけないのか、よく分からない」と疑問を投げかけ、A級戦犯分祀についても「政府の言うべきことではない」と述べた。
2006年04月11日08時15分
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