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Ｖ字型滑走路計画を閣議決定へ、普天間飛行場
2006年04月10日11時56分
額賀防衛庁長官は１０日朝、在日米軍再編の普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）移設について「日米間で最終合意をした時、政府は新しい閣議決定をする」と述べ、９９年に閣議決定した辺野古沖移設計画を事実上取り消し、米側とまとめる「最終報告」の中に、名護市と合意した滑走路をＶ字形に２本造る修正計画を盛り込んで閣議決定する方針を明らかにした。ＮＨＫの報道番組で述べた。
沖縄県の稲嶺恵一知事は９９年、移設先を辺野古沖にすると表明し、辺野古沖計画の変更は認めない立場で、８日の額賀氏との会談で再修正計画に反対を表明した。額賀氏は「新しい閣議決定をする際に稲嶺知事と十分に議論し、理解を得ることができると思っている」と述べた。
政府は新たな閣議決定の中に、自治体との協議機関を設置することも盛り込み、最終報告の実現を担保したい考えだ。
米側との調整で焦点になっている在沖縄海兵隊のグアム移転費負担割合については、額賀氏や麻生外相、谷垣財務相ら関係閣僚が１１日、対応を協議する予定。政府は１３、１４両日の外務・防衛当局の審議官級協議で決着を目指す。
http://www.asahi.com/politics/update/0410/001.html
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