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□政官業密着ぶり露呈 国交省幹部を飲食接待 [東京新聞]
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060224/mng_____sya_____007.shtml
【関連】政官業密着ぶり露呈
国交省幹部を飲食接待
元国土庁長官の伊藤公介衆院議員が、東京都内の建設会社に、マンション管理会社経営の三男とともに出向いていたことが二十三日、衆院政治倫理審査会で明らかになった。三男の会社はこの建設会社から約四千万円の清掃業務を受注したという。建設会社は伊藤氏との密接な関係が指摘されるマンション販売会社「ヒューザー」(破産、東京都大田区)も加盟していた社団法人「日本住宅建設産業協会」(日住協、千代田区)の会員で、業界との「もたれ合い」の構図の一端が浮かび上がった格好だ。
この問題を指摘したのは民主党の長妻昭議員。三男との同行について「営業活動ではないか」と追及した。伊藤氏は「その会社には三男の知人もいる」「どういう時に行ったか覚えていない。営業では、できるだけ行かないようにしている」との弁明に終始した。
三男の会社は、ヒューザーが販売したマンションの管理組合から排水ポンプの点検を受注したことを認めている。伊藤氏は一月の記者会見で、同社の活動実態について「取材を受けるまでまったく知らなかった」と釈明。公設第一秘書の二男や、政策秘書も役員を務めていたが、問題発覚後の一月下旬、辞任した。
一方、日住協理事らは、伊藤氏とともに定期的に勉強会を開いていたほか、清和政策研究会(森派)のパーティー券購入などもしていた。
長妻氏はさらに、昨年六月、伊藤氏が費用負担し、国土交通省住宅局長ら幹部六人と会食したことを指摘。国家公務員倫理法上、国会議員は利害関係者に該当しないが、事業者と判断されればその限りではない。「三男の会社のために行動すれば業者とみなされる。業者との五千円以上の飲食は、国家公務員の倫理法上、報告が必要」と追及した。
同省住宅局総務課は「正直言って、おみやげもいただいているが、国会議員は利害関係者にはあたらないと判断している」と話している。
■『新事実』に歯切れ悪く 声荒らげる場面も
衆院政治倫理審査会に臨んだ伊藤公介元国土庁長官は、「ヒューザー」への公的支援を国土交通省に働きかけたことは「一切ない」ときっぱり否定。しかし、同省幹部の接待や、三男が経営する会社の営業活動などについて歯切れの悪い答弁が続くなど、疑念はさらに広がった。
伊藤氏は冒頭、「政治倫理には反していない」などとする弁明書を読み上げた。だが、民主党の長妻昭議員が追及を強めると、伊藤氏の表情はとたんに険しいものに。後援会組織から直接裏金を受け取ったのではないかとの指摘には「カンパを私のカバンに入れることなど、絶対にあり得ない」と声を荒らげた。
終了後、報道陣から「(ライブドア事件の)メール問題が影響しなかったか」と問われた長妻氏は「淡々とやるだけ。何を聞いても(伊藤氏は)全否定。今後、証人喚問が必要だ」と語った。
一方、傍聴した自民議員は「メール問題もあって、民主党の追及は根拠があるのか、と疑ってしまう」と冷ややか。社民党の保坂展人議員は「国会は今、皆がメール問題に目がいっている。与党にとっては、絶妙のタイミングで審査会が開かれた。これでみそぎは終わったと考えているのでは」と懸念していた。
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