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国会は国権の最高機関である。これには誰も異論をはさまないだろう。であるなら、この最高機関が弱体化して困るのは主権者の国民の筈だ。だが、この国会の権能を強化しようとする意見は見当たらない。政府や官邸の権能を強化しろ、などという意見はよく耳にするのだが(これには恐怖政治に繋がるイメージが湧き起こるので、あまり聞きたくないというのがホンネだ)。
それでは、なぜ国会の強化策が出てこないかといえば、マスコミ(主導するのは大新聞だが)がそれを口にすることがないからではないだろうか。逆に国会の弱体化策と想える、「国会議員が多すぎて無駄だから減らせ」というキャンペーン・モドキをマスコミはよく遣っている。しかしこれは、主権者国民の代理人としての国会議員の権能を無視している。その上で庶民の金銭感覚だけを刺激(利用)して、世論の誘導を図っている。これは洗脳というものだ。
この国会議員削減の根幹にあるものは国会の弱体化であり、裏を返せば政府権能の強化だ。政府権能の強化というものは、その実働部隊である官権の強化に他ならない。つまり、マスコミの言う「国会議員が多すぎて無駄だから減らせ」というのは、官僚の代弁なのだ。国会議員の減員はさらなる官主主義の強化を目指すものなのだ。
主権者国民の政治への関与を増やすつもりなら、国会議員の減員ではなく増員すべきだが、多くの国民はマスコミに洗脳されてしまっているようで、国会議員増員など、とんでんもないと拒否してる。
そこでだが、その洗脳を解きたいので、国会議員を減員するメリット・デメリットと、逆に増員するメリット・デメリットを考えてほしい。と想う今日この頃なのだ(国政調査権の強化も提起したいのだが、それはまた別の機会にする)。
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