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朝日新聞からhttp://www.asahi.com/national/update/0215/TKY200602150335.htmlより引用
「国策捜査」批判の佐藤優被告、控訴審始まる
2006年02月15日20時29分
鈴木宗男衆院議員と田中真紀子元外相の対立に端を発した「ムネオ疑惑」に対する東京地検特捜部の捜査の過程で、背任などの罪で起訴された外務省元主任分析官、佐藤優被告(46)=起訴休職=の控訴審が15日、東京高裁で始まった。高橋省吾裁判長は弁護側の申請通り、一審では採用されなかった鈴木議員を証人として採用し、4〜5月に尋問を行うことを決めた。鈴木議員が初めて佐藤元分析官の法廷に立ち、外務省と政治家の関係について証言する。
高橋裁判長は、海外にいるとされ、一審で出廷しなかった東郷和彦・元外務省欧亜局長についても「出廷の可能性があるなら証人採用する」との意向を示した。
佐藤元分析官は一貫して無罪を主張しているが、一審・東京地裁は、イスラエルの学者を日本に招く費用を国際機関「支援委員会」に不正に負担させた(背任)▽国後島の発電施設工事の入札をめぐり、入札予定価格の漏洩(ろうえい)を外務省元課長補佐に指示した(偽計業務妨害)――として懲役2年6カ月執行猶予4年の判決を言い渡した。
元分析官側は控訴趣意書などで、一審判決について「費用負担は外務事務次官まで決裁を通っていた。それを鈴木議員の圧力によるものだったというのは、最高幹部の責任を軽視した非常識な判断だ」「捜査当局に迎合する元課長補佐の証言だけによりかかっている」などと述べた。
佐藤元分析官は著書「国家の罠(わな)」(新潮社)で「検察庁が時代のけじめとして象徴的な事件を作る『国策捜査』だった」と批判。10万部を超える売れ行きとなっている。
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