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ライブドアが広域暴力団Y口組のマネーロンダリングを請け負って急成長した。Mファンドも同じだが検察はどうする?
http://www.asyura2.com/0601/senkyo19/msg/631.html
投稿者 TORA 日時 2006 年 2 月 14 日 14:57:08: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu113.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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ライブドアが広域暴力団Y口組のマネーロンダリングを
請け負って急成長した。Mファンドも同じだが検察はどうする?

2006年2月14日 火曜日

◆極道評論家の予言 1月29日 内田 樹の研究室
http://blog.tatsuru.com/archives/2006_01.php

ライブドア事件がだいぶきな臭くなってきた。
(社長1名、社員ゼロ、売り上げゼロの)休眠会社を買収したときに、その会社の株式2万株(無価値)とライブドアの新株70万株を交換した。そのライブドア株は海外の投資会社に売却され、売却益は海外の銀行口座に振り込まれ、その口座は堀江貴文前社長が管理している疑いが強いということである。
検察はこれを犯罪収益の隠匿のための「マネーロンダリング」であると見て、堀江前社長への組織犯罪処罰法適用の検討を始めた。
実はこの話はアンダーグラウンドでは以前から知られた話のようである。
ライブドアが広域暴力団Y口組のマネーロンダリングを請け負って急成長したという「風聞」を私が拝聴したのは極道評論家(「極道な評論家」でありかつ「極道についての評論家」)のM上さんからであった
M上さんによれば、それ以外にもXXXやOOO系ファンドからも裏金が流入しており、それらのブラックな資金力をバックにした新興財閥の登場に、「旧態依然」たる日本の財界人がはげしい拒否反応を示したというのがこの間のライブドア問題のスキームだそうである。
ライブドアが近鉄買収や仙台での新球団の創設などを模索したときにプロ野球機構(財界スポーツ振興部門)はきわめて政治的な排除行動をとりながら、それについていっさい説明を拒否した。
ナベツネは「あんな変なTシャツを着たやつなんかにプロ野球球団は任せられん」と放言したそうだが、まさかそのような薄弱な理由でプロ野球参入を拒否することはできないことは誰にもわかる。
ニッポン放送の買収のときも、「白馬の騎士」の登場を財界は強く要請した。
ライブドアの手荒なビジネススタイルが感覚的に不快であるとかいう程度のことで合法的なM&A活動を財界ぐるみで阻止するというようなことはあるはずのないことである。
いずれも、そこには「口にはできない理由」があったからである。
さらにM上さんの「コンフィデンシャル極道情報」によると、ライブドア排除のときに財界が支援を要請したのは他ならぬS価学会だそうである。
Y口組やXXXと五分に渡り合える組織は日本にはK産党とS価学会しかないのだけれど、まさか経団連がK産党に助力は依頼できない。
「日本のアンダーワールドの奥は深いんですね」とワイルドターキーの水割りを手に、私が嘆息をつくと、M上さんは「堀江はいずれつかまるよ」と小さくうなずきながらごくりと水割りを飲み干したのである。
一年ほど前の話。


◆身の程を知れ 1月28日 内田 樹の研究室
http://blog.tatsuru.com/archives/2006_01.php

お昼から『週刊ポスト』のインタビュー。
ポストの読者は30−40代の「おじさん」たちだそうであるが、そのかたがたに「ご提言を」をという要請である。
はあ。そうですか。
先般は藤原正彦先生が「日本人よ、惻隠の情を持て」とご提言されて、たいへん好評だったそうである。
というわけで、私も「日本人よ」というワーディングで何かひとことと三秒考えたのち「日本人よ、身の程を知れ」とご提言申し上げる。
「身の程を知る」とか「分際をわきまえる」とか「身の丈にあった望みを持つ」という謙抑の美徳はすでに忘れ去られて久しい。
しかし、私の見るところ、この「自己評価の適切さ」に対する配慮の欠如は現代日本人の不幸のかなりの部分について原因となっているように思われる。
私たちの不満の多くは自己評価と第三者評価のあいだの「ずれ」によってもたらされる。
ほとんどの場合、私たちの自己評価は第三者評価よりも高い。
「なぜ、私のような卓越した人間がそれにふさわしい敬意と威信を得られないのであろうか?」ということばづかいで私たちの社会的不満は形成されている。
これはもう、どなたも同じである。
その結果、「どうして私だけがこんな不当な目に・・・」という上目づかいの口への字という表情のかたがたが社会のマジョリティを占めることになるのである。
「みんな同じ表情」をしているので、みなさん「それがふつう」とお考えのようであるが、それは違う。
日本人がみんな同じような恨めしげ物欲しげな表情になったのは、比較的最近のことである。
グローバリゼーションとこの「不満顔」は同時的に生起した。
グローバリゼーションとは、アメリカにおける国民統合の装置のことである。
かの国は移民国家であるので、国民各位はもともと人種も言語も宗教も習俗も異にしている。それを単一国家に統合するに際して、アメリカはふたつの「共通基盤」を採用した。
ひとつは「星条旗に対する忠誠心」、ひとつは「ドルに対する信頼」である。
「神はアメリカを嘉したもう」と唱和することと、「金持ちは貧乏人よりアメリカ社会への適応が進んだ人間である」と認めることがワンセットになってアメリカのシチズンシップは形成されたのである。
これは「もともと共通の度量衡をもたない集団」を統合するための装置である。
目的はあくまで「統合」であり、比較考量はその副次的効果である。
しかし、そのローカルな事情を忘れたまま、グローバリゼーションは日本に輸入されて、「日の丸に対する忠誠心」と「金もちは偉いという価値観」に読み換えられた。
よけいなことをしたものである。
いまさら言うまでもないことだが、日本はほかのどの国民国家と比べても、きわだって均質性の高い社会である。
均質性が高いという共通の基盤があったので、その上にローカルでヴァナキュラーな習俗やライフスタイルや価値観が豊かに展開されてきたのである。
本来「均質性のない社会集団」を統合するための装置として要請されたグローバリゼーション圧を日本のようなもともと均質性の高い社会にかけた場合、どのような結果がもたらされるのか。
そのネガティヴな結果について考えた人はいなかったのだろうか。
きっといなかったのだろう。
その結果、日本は世界に類をみないほど均質的な社会になってしまった。
かつては性が違い、年齢が違い、地域が違い、職業が違い、社会的立場が違うひとは、それぞれ固有のエートスを保持していた。
それぞれの社会集団が、それぞれ固有のエートスを保持している限り、そこに単一の度量衡をあてがって、「どちらが社会により適応しているか?」「どちらがより成功しているのか?」というようなことを問う人はいなかった。
しかし、今は1億3千万人の日本国民を「年収」だけを指標にして一元的に考量することが可能であると考える人々がマジョリティになった。
そうやって、ひとびとは「身の程をわきまえる」という規範を失った。
「身の程」というのは、自分がそれを基準にして生きている規範の地域性・特殊性のことである。
自分が規範としているものは、他の社会集団には適用されない。
だから、自分と同じ規範に従っている人の言動については、ことの良否を言うけれど、自分の規範とは違う規範で行動している人については、礼儀正しい不干渉を保つ、というのが「身の程を知る」ということである。
今、日本人たちは「権力、財貨、情報、文化資本の占有を求めることがすべての人にとっての生きる目標である」と信じている。
それが日本的グローバリゼーションの帰結である。
それは繰り返し用いる比喩を使っていえば、連休にディズニーランドに行って、「なんでこんなに人が多いんだ」と怒っている人間のあり方によく似ている。
彼は他人と同じ行動をすることによってしか快楽を得ることができないのであるが、「他人と同じ行動をする」という当の事実が、そのつど彼が快楽を得ることを妨げるのである。
「他の人が欲しがるもの」を欲しがるというかたちでしか欲望を起動させることができないので、彼は物欲しげな顔になり、「他の人が欲しがるもの」はまさに当のその理由によって彼の手には入らないがゆえに、彼は構造的に恨めしげな顔になる。
全員が似たもの同士になった日本社会に住む人間たちが、「うらめしげでかつ物欲しげ」な表情を顔にはりつけてしまったのはだから当然の成り行きなのである。
私が「身の程を知れ」というのは、そのことばの通俗的理解が意味するように「他人の顔色を伺って身を縮めて生きろ」ということを言いたかったからではない。
他人と違う行動をすることから快楽を得るような生き方にシフトした方がいいんじゃないですかとご提言申し上げたかっただけである。
「礼儀正しい不干渉」とか言ってるわりには、よけいなお世話でしたけど。


(私のコメント)
トリノオリンピックを見ていて感ずるのですが、日本の若者はどうしてあのように態度が悪いのか。4年前のソルトレークオリンピックの時も書きましたが茶髪にして白人コンプレックス丸出しにして競技をしていてはバカにされる一方だ。監督やコーチがきちんと教育しないからですが、それだけ選手を甘やかしているのだろう。

特にスノーボードのハープパイプの日本人選手は最低で見ていても見苦しい態度の選手がいたが、周りは誰も注意しないのだろうか。競技中の態度も最低で失敗すると長いこと寝転んだり、競技が終わって頭抱えてバタバタするなど見苦しかった。競技内容もプロとアマチュアほどの差があり高さとスピードがまるで違う。

この事は日本社会でも同じであり、ホリエモンのような行儀の悪い若者が政界や財界に乗り込んできたから、マスコミは彼らを面白がってヒーローに祭り上げたが、彼らの正体が明らかにされてくるとマスコミも180度態度を変えた。日本には良識を持って彼らを諌める事ができるような大人がいなくなってしまった。学校でも先生はバカにされて教室は荒れ放題だ。

日本には貴族社会もエリート階層も無いから、成り上がりの人物がエリートや特権階級を形成していますが、唯一つだけ天皇家だけは2600年以上続いた皇室がありますが、これを成り上がりのコイズミはぶち壊そうとした。ホリエモンもコイズミと同類のヤクザであり、本来は日陰の存在で無ければならないヤクザが日本の政界や財界に入り込んできている。

日本にはかつてサムライがいて武士道精神がありましたが、士族階級は無くなり商人道だけがある。姉歯建築士をはじめライブドアの税理士など士のつくサムライは堕落しきって金のためなら平気で詐欺的行為を行なうようになった。国会議員の先生も中国に行けば女の罠にかかって、役人たちは天下りで何もしないで高給を貰っている。

トリノオリンピックを見ているとそこまで日本はダメになったのかと想像が及んでしまうのですが、耐震偽装事件やライブドア事件や防衛施設庁談合事件は、まさに5年間のコイズミ改革で何も変わっていないどころか悪くなる一方なのだ。そして政敵に刺客を送り込むようなヤクザ的政治手法がホリエモンを生み出したのだ。

ライブドアの堀江社長が国会議員になろうとしたことも政権内部の情報を掴んで一儲けしようという目論見だったのでしょうが、それよりもスケールの大きな国家ぐるみのインサイダー犯罪が堂々と行なわれている。香港やスイスやケイマンなどのタックスヘイブンを使えば合法的に脱税や金融犯罪が出来て、税務署や検察なども手が出せないようになっているようだ。

ホリエモン程度の小物は検察にパクラレましたが、財務省の高級官僚や政治のボスあたりは賄賂をもらってはスイスの預金口座に金を溜め込んで不正を働いている。ロッキード事件でもスイス銀行のルートは最後まで解明できなかった。竹中大臣や榊原元財務官など国際金融資本から賄賂をもらってはスイスに溜め込んでいると噂されていますが、日本の検察は手が出せない。

内田樹氏は「身の程を知れ」と書いていますが、グローバリゼーションを日本に持ち込んだ結果アメリカ流の金銭万能主義に陥ってしまった。だから最近の日本の若者の顔は卑しいのである。日本国民の顔を見て感ずるのは品位が無くなっている事だ。ホリエモンの顔も品位がないしヤクザの人相なのですが、アメリカの植民地である事が日本の品位を落としているのだ。

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