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(回答先: 社保庁(詐欺) 年金と 健康保険を一緒に考えるのは 狂気である 投稿者 abc 日時 2006 年 2 月 12 日 10:06:10)
◇貧しい若者が支える必要あるか/海外往復で無年金時代乗り切る
◆年金不安
■北九州市戸畑区、ボランティア、樽見泰芳さん(69)
私は月約12万円の年金に合わせ、支出を節約しながら生活している。日本の年金が多いとは思わないが、だからといって生活のため海外に行こうとは思わない。国からもらった年金を海外で使えば、お金が国内で循環しないことになり、日本経済のためにならない。人それぞれの生き方だから自由だが、私はこれまで働いてきた能力や体験を生かし、老後も国内で働いたり、ボランティア活動をする社会参加型の生き方が大切だと思っている。
■茨城県つくば市、コンピュータープログラマー、内藤眞志さん(40)
私はフリーターをやりながら年収約160万円でアパートの家賃を支払い、筑波大の科目履修生として授業料も出して暮らせている。それなりの財産もあり、現役時代よりも少ないとはいえ年金ももらっている高齢者が「生活が苦しい」というのはうなずけない。年金は財産保全のためのものではないのだから、収入の低い若者たちが、財産も収入も自分より上の高齢者を支える必要があるのだろうか。わざわざ、生活物価の高い都会で生活するのも疑問で、言葉や生活環境など、さまざまなリスクのある海外に移り住むよりも、地方に転居する「国内移民」という選択肢もあると思う。
■兵庫県伊丹市、会社員、林山正さん(55)
マレーシアなど海外に勤務した経験に照らして考えると、物価の安さだけでなく、生活環境や言葉の違いもよく考えて移住しないと、結局出費がかさんで生活が破たんしてしまう。そうした危険はあるが、私が年金を受け取れるのは63歳からで、満額は65歳。しかも7〜8年先には制度がどうなっているかも分からない。60歳になったら最低1000万円ぐらいの蓄えをマレーシアに移し、出費を抑えた生活で無年金時代を乗り切りたい。その後は、国内の友人も大切にしながら、日本とマレーシアを往復し、双方の長所を生かして暮らすのが私の夢だ。
◇「貧乏人は死ね」の仕打ち/自己負担は当然
◆無保険者30万世帯
■福岡県直方市、パート女性(36)
夫が2度リストラされ、年間二十数万円の国民健康保険料を払えなくなった。滞納分の分割払いを市に誓約し、1カ月ごとに更新する短期保険証をもらっている。真っ赤な「短」の判が押され、病院で提示する時は恥ずかしさと情けなさでいっぱいになる。国や市は「貧乏人は死んでしまえ」と言わんばかりの仕打ち。一方では、生活保護だから国保料を支払わずに受診できる人もいて、社会の矛盾を感じる日々だ。
■佐賀県鳥栖市、歯科医、市丸英二さん(44)
数年前、資格証明書を持って来院したが、治療費が払えないために通院を中断した患者がいた。一人の医師として、現状に心が痛む。国民皆保険制度を守るには、行政、患者、医療関係者の三者が努力しなければならない。特に行政には、病気の予防プログラムを推進する姿勢が必要だ。それが結果的に医療費を抑えることになる。しかし国は常に「小さい政府」と唱えるだけ。国の責任を国民の自己負担に置き換えているように感じる。
■福岡県大川市、無職男性(26)
「無保険者」の全額自己負担は当然だ。我が家は低所得で税金は免除されているが、国保料は払っている。わずかな国保料で治療費の7割を負担してくれる仕組みは日本以外にない。国民には払う義務がある。受給資格がないのに病気になれば、国に保障してもらえるというのはおかしい。国保制度に不満があるなら、払ったうえで言うべきだ。
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/tatenarabi/news/20060119ddm010040096000c.html
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