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(回答先: 天木直人・メディアを創る (02/08) CIAに日本を売った読売新聞の正力松太郎 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 2 月 08 日 11:38:54)
CIA と読売・正力松太郎の関係の拙文
週刊新潮の記事の筆者は、以下の拙文を読んだのであろう。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/yom.html
『読売新聞・歴史検証』
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木村愛二著/汐文社/384頁/定価2500円
1996年3月6日 初版第1刷発行
http://www.shahyo.com/book/1451.htm
放送メディアの歴史と理論
木村愛二
第三章 戦後の放送メディアの歴史をめぐる主要な問題点
●「武器」として建設された日本のテレヴィ放送網
正力は戦後の一九四五(昭二〇)年一二月一二日、A級戦犯として逮捕され、巣鴨プリズンに収容された。二年後に釈放されたが、以後も四年間は公職追放の身であった。公職追放が解除されるとすぐにテレヴィ構想を発表して動き、一九五二(昭二七)年には初の民間テレヴィ放送免許の獲得に成功した。
正力を中心とする日本テレビ放送網 の設立は、NHKと並立する唯一の民間テレヴィ放送の出発だった。その際、注目すべきことには、読売の正力が中心であるにもかかわらず、朝日・毎日・読売の三大新聞の日本テレビ放送網 への出資比率は同じであった。このパターンは、ラディオの独占的発足の繰り返しである。大手新聞各社は、この日本テレビ放送網 の出発の際には協力して、テレヴィ業界進出の足場を築いた。以後、複雑な経過を経て、逐次、それぞれの大手新聞系列によるテレヴィ・キー局と全国ネットワークの体制が確立される。当局と結託した大手新聞による放送支配は、さらに大規模に全国展開されたのである。
さらには、正力のテレヴィ構想がアメリカの意向をうけたものであったことは、誰一人として否定しえない歴史的事実である。巣鴨プリズンからの釈放と公職追放解除の裏には、かなり早くからの密約関係があったと考えられる。
拙著『読売新聞・日本テレビ・グループ研究』では、正力とCIAの関係に関する『ニューヨークタイムズ』(一九七六年四月二日、四四頁)の記事に関する騒動を紹介した。以下は、その抜粋である。
記事の見出しは、「CIAは一九五〇年代からロッキード汚職を知っていた」である。児玉、岸の名前に続いて、以下のようになっていた。
《元CIA工作員(複数)の言によると、この他に、戦後の早い時期にCIAの恩恵(複数)を受けた人物として挙げられるのは、強力な読売新聞の社主であり、一時期は日本テレビ放送網社長、第二次岸内閣の原子力委員長、科学技術庁長官となったマツテロ・ショーリキである」
この記事では、松太郎がマツテロになっていたりして、あまり重視はされていない。
アメリカの古文書館にはかなりの証拠資料が眠っているのではないだろうか。
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