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とりあえず、今は小泉のやろうとしている皇室典範改定は、目的が９条だという指摘もあり、反対するが、この議論の中でまるで出てこない視点がある。
それは、結婚問題だ。
男子を産むことが どうも、天皇制伝統維持の要らしい。とすると、天皇家の男子は、結婚して、男児を生まなければならない宿命がある。
なら、まず自分が子供の産める体か、チェック。そしてOKなら、次により男児を産む可能性を考え、結婚は早くする。（紀子さんらのできちゃった婚でもいい）、相手は、若い健康な女性を選ぶ、これは、当たり前だろう。
なのになぜ、ひろの宮様は、あんなに晩婚だったの。
そして２９歳の女性、それも、キャリアウーマンの女性を選ぶの？
ここからして、間違っているでしょう。男児が生まれない？？ 当たり前だ。そんなに欲しければ、そういう相手を選ばなければだめだ。
３，４人どんどん生まなければね。
誰がどのようにして、結婚相手を決めるのかしらないが、後継ぎの問題を軽く見たか、女性の出産について甘くみたか、どちらかだ。
雅子さんは、報道では、だいぶいやだったみたいではないか。結婚するのが。
それをひろの宮様が頑張って説得したとか。（それで、急展開で 夫とするほどに、愛するわけないでしょう。）
皇室の跡取りが、好き、嫌い、で女性を選んではいけないのです。
皇太子は（もし彼が本当に自分の意志なら）、結婚そのもので、（遅すぎ、選択の基準の間違い）おおきな間違えをおかしました。
しかし、私は、彼を責めません。結婚は そりゃ、好きな人としたいですね。
彼はやっぱり 今の人（当時の若者）なのです。雅子さんと結婚したいと思った時、ああ、この人なら、男児をばんばん生んでくれそう、と考えたでしょうか。私は考えなかった、少なくとも、優先事項ではなかっただろうなあ、と推察しますね。
又、雅子さんの立場にたてば、彼が天皇の子供でなければ 絶対結婚してないでしょうね。
今回の皇室典範改正（悪）問題を離れ、とにかく、今の男系天皇制を守りたい人は、どちらを守りたいのかな。制度かな、それとも今のあの一族かな。
権力もないのに、男性を生むことだけが義務ずけられた一族って何？
普通に神道の祭事を行っていく伝統ある一族になって、京都にかえってもらったほうが、彼らにも、日本人にもいいのではないでしょうか。
好きな人と結婚して、後継ぎはその一族内で決めればいい。
だいたい、男児が産まれないというけど、将来は結婚する（してくれる）女性もいなくなるのではないですか？雅子さんのやつれ方（美智子さんも）を見れば、嫁ぎたい女性なんているのかなあ。それも、家柄よくて、学歴高くて、品があって、礼儀正しくて、 こんな女性、もっと色々選択があるでしょうからね。
仕事もできず、自由もなく、男児産まなければ価値がまったくない女性になるのですからね。
それも、相手を本当に愛してないとしたら、地獄のような世界でしょう。
後は、雅子さんのように、脅されて、すかされて、とにかく半強制的に嫁がせられるんだろうな。
そんな中で、安定した気持ちで出産なんかできるものか。一人生んだだけでも偉い。
そんな嫁ぐ（嫁がされる）女性の人権などより、伝統の方が大切？
天皇家の伝統のどこが、山本家（例えば）の伝統より大事なのでしょうか。
万世一系ではない人や家族はいない。たどれば、みんな万世一系だ。そうなっている。
日本人の伝統は、天皇制などではない。例えば、江戸時代の日本人の人々の暮らし（彼らの大半は農民）のどこに、天皇の存在が深く関わっているのでしょう。
あえて言えば、天皇家が朝廷として権力を握っていたら頃、奈良時代とか、平安とか。
租庸調や、防人に苦しんだ庶民でしょうか。貧窮問答歌に表れているような。
それとも、権力闘争に武士まで巻き込んでオオ暴れ、家を焼き、田畑を奪い、秩序のなくなった中で、苦しんだ、南北朝時代の農民とか。彼らの生活は、権力争いをする天皇家に深く関わらされたかもしれせんね。
そんな伝統の家（別に今の子孫の彼らに罪はありません）が、これからも天皇家にいやいや嫁がされる女性の人権より重要だとは思いません。もちろん天皇制はいりません と言う理由は、嫁ぐ女性が哀れというだけではありませんが。もっと重要なことはあります。
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