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ムネオ日記
"2006年2月3日(金)
鈴 木 宗 男
朝から釧路事務所で仕事。11時半釧路発で上京。今日の釧路はめったにない晴天であった。議員会館に入り、お客さん対応、陳情等受ける。
今朝の北海道新聞6面に、サハリン州ユジノサハリンスクで四島返還反対派によるヤルタの記念碑建設を求める集会があったと写真入りで報じている。また29面には、2007−2015年までの北方領土のインフラ整備計画などを盛り込んだ、ロシアの「クリール諸島社会経済発展プログラム」の事が書かれている。1020億円をロシア連邦予算、サハリン州予算、予算枠外の民間投資などから投入する計画が示されている。
これらの記事を読みながら、手をこまねいていてはロシアと日本どちらが不利益か、国益を損ねるかを考える時、日本側の受けるダメージが大きいと言える。現実的返還に向けてカジを切らないで、第三国が北方四島に進出してしまったらどうなるか考えただけでも、問題解決が遠のいてしまうと危惧するものである。日ソ56年宣言から半世紀、最初に四島の帰属ありきという空想的解決ではなく、現実的解決に向けて、森−プーチン会談(平成13年3月25日)のイルクーツク声明をたたき台にして交渉を進めることが、今必要ではないかと考えるものである。
2日の参議院予算委員会で、民主党の桜井充氏が昨年の衆議院選挙で堀江候補者の応援に、自民党職員が休職して選挙スタッフに加わっていたと指摘しているが、自民党側の歯切れが悪い。二階俊博経産相は「党がどういう具体的な行動をしたかということは承知していない」と詳細な言及を避けたそうだ。総務局長経験者として言えることだが、選挙の責任者たる総務局長は、選対職員の動向は全て把握できる立場にある。共同通信の取材に対して自民党関係者が、党職員一人が休職して選挙戦当初から最後まで堀江容疑者の陣営に入り、指揮を執っていたことを認めたとも新聞に書かれており、もっとわかりやすく国民に説明すべきである。
武部幹事長は「弟です、息子です」といい、竹中大臣は「小泉総理、竹中、堀江で改革をするのです」と言っており、何よりも党本部で立候補の記者会見をさせたことが、一番党が関わっている証明であり、動かしようのない事実である。言い訳よりも正しい情報の開示をした方が、国民の理解を得られるのではないか。
皇室典範改正で閣僚からも慎重論が出ている。麻生、谷垣、中馬、杉浦各大臣が記者会見で相次いで慎重論を唱えたと夕刊に出ている。当然の声であり、何が何でも今国会でと急ぐことではない事は明白である。
講談社から『闇権力の執行人』がまた2000部増刷されることが決まったとの連絡が入る。「政治家本は1万部も売れれば大変なことです。2万部ですからこれだけでも相当な話題になります」と講談社の方から言われ、有難いと思う。"
http://www.muneo.gr.jp/html/page001.html
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