★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK19 > 1030.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
主要メディアではあまり大きく報道されておりませんが、実は今台湾で日本帝国主義が糾弾されております。
というのも、日本の極右の馬鹿ちんどもが高砂義勇兵慰霊碑なるものを台湾に建設したところ、そのあまりの身勝手な大日本帝国賛美の碑文に台湾メディアや政治家が激怒。慰霊碑を強制的に撤去するという騒ぎになっているのです。
高砂義勇兵というのは、日本軍が台湾原住民から選抜した者に特別部隊を組ませ、色々とこき使ったもので、彼らはフィリピン等での戦闘で多くのものが戦死したのであります。その彼らの「功績」を称える碑文は以前からあったそうでありますが、これが近年、土地の所有権等の問題から撤去されそうになり、慌てた日本極右どもがネット等で、「高砂義勇兵慰霊碑を守ろう」と呼びかけ、募金を募り、碑文の保存、及び周辺に関連した新たな慰霊碑の建設を行ったというのが事の発端。
ところがです、高砂義勇兵慰霊碑保存の話が現地でも大きく取上げられると、それらの碑文の「大東亜戦争肯定」精神に、地元から激しい反発が寄せられ、それに現地行政当局も反応。極右どもが設置した新たな石碑は撤去され、地元行政当局に保管され、しかも以前よりの碑文もその内容が適切でないとして、布切れかぶせられ、今後は文面の書き換えも検討されるらしいのです。「台湾は親日。だから大日本帝国は悪くない」というのは日本の宗教右翼連中が日頃から主張していること。その説を補強しようとの高砂義勇兵賛美の政治活動だったのでしょうが、そのような妄想は厳しい現実の前に粉砕され、必死に募金活動をした連中は大泣きしていることでしょう。エロゲームやら変態漫画やらが好きなしかも知的水準が低いいわゆる「ネット右翼」連中もそれらの運動に取りこまれていたようでありますが、奴らのお小遣いからの浄財も台湾でゴミ箱行きになりそうというわけでめでたしめでたしです。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK19掲示板