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旧暦で御祀りをされたい方は本日に為されるがよろしいでしょう。
また、新暦で為されたい方は、1月30日に為されるがよろしいでしょう。
孝明天皇暗殺は慶応2年12月25日(但し旧暦)の事でした。
http://www.asyura2.com/0510/senkyo17/msg/1075.html
投稿者 新世紀人 日時 2005 年 12 月 24 日 11:30:57: uj2zhYZWUUp16
幕末に南朝血筋の怨念が爆発した事は大いに考え得ることであり、これは已む無き事と思います。
この様な事は、公明正大に為されなければ後世に禍をもたらします。
この怨念が、士族と公家達の権力獲得欲と結びついた事から「明治維新」の間違いと近代の悲劇が生起したのです。
南朝と北朝は元々が一つであり、今後この対立が完全に消え去るように融合される事が望まれます。
「天皇の地位」そのものは、この様な歴史的制約を受けつつも、
「天津日嗣」により継承が保たれてゆくものであり、
ただ、その時々の歴史的制約は、天皇の意思の反映を制約するものとなります。
所謂「女性・女系天皇」につき、週間文春は1月26日号で識者14人の意見を載せています。
その中の数人の意見に優れたものを見出しました。
最も良いものは特集の最後に載せられている養老孟司さんのものでした。私の意見に似てもいます。
「前略 本当は何も言いたくありませんな。 中略 必要に迫られるまでじっとしている事も、人生の知恵のひとつです。必要に迫られれば、しばしば解決策は明らかになるからです。皇太子さまが即位されてから、後嗣を公に決めても遅くない。 中略 公とは古くは天皇「家」という意味です。家制度を消した憲法のもとで、天皇家のあり方を考えるのはむずかしい。本来は天皇家のお話し合いで決めるべきことでしょうが、これ以上は私の言うべきことではないと思います。」
山折哲雄氏の意見にも取り上げたいものがありました。
「前略 大嘗祭をつづけるかぎり、私は男帝でも女帝でもどちらでもかまわないと考えます。 中略 大嘗祭がなぜ大事なのか。それは大嘗祭が天皇の『霊威』の継承を完成させる重要な儀式だからです。最近の女性論議では抜け落ちた視点ですが、これは皇位の継承を考える上では欠くことができないものです。 後略。」
島田雅彦氏も有意義な意見を言っておられます。彼の意見の大筋は承服できませんが、次の部分には取り上げるべきものがあると思います。
「前略 皇室を皇室たらしめているのは、血筋よりも皇室の一員として暮らした経験、教育であって、そのノウハウこそが貴重であり、皇室の証となるのではないでしぅか。 中略 皇室典範会議では皇族方をかやの外に置いているのが気になります。家庭の事情に部外者が介入したような法案は皇室の方々の意見を反映していないので、そのまま国会で通すのには反対です。」
血筋も大切であり、血筋が乱れる事は南北朝動乱以後今日までの乱世の有様でしかありません。しかし、「経験、教育」は絶対に無視出来ないものです。「経験・教育」に馴染めないと難しい事になりますね。
「血筋」と「経験、教育」は共に無視されるべきものではないと認識しております。
国に総理大臣が在り、
カトリックに法王が在るように、
「天皇」は、一つの専門職としての地位であるものと認識いたしております。平易に言っての事ではありますが。
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