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□オジャマモンの“余裕”を捜査当局はこう見ている [ゲンダイ]
http://gendai.net/?m=view&g=syakai&c=020&no=24033
2006年1月17日掲載
オジャマモンの“余裕”を捜査当局はこう見ている
クビを洗って待っていた方がイイ
「ずいぶんとヒューザーの小嶋さんにはなめられたものだ。多分、捜査を甘くみてるんだろうな」
こう言うのは、耐震偽装の捜査に当たっている関係者としておこう。きょう(17日)の証人喚問を前にして、何度か、捜査当局に当たった。彼らは自信タップリだ。小嶋氏は首を洗っておいた方がいい。
捜査関係者が「なめられた」と言うのは、こういうことだ。現在に至るまでヒューザーには刑事事件の専門の弁護士がついていない。宅建業法の顧問弁護士はいるらしいが、立件に備えて、ヤメ検とかは出てこない。捜査当局は、「やりやすい」とホッとしている。
証人喚問、それに続くであろう強制捜査を控えて、小嶋社長がペラペラしゃべっているのも“余裕”に見える。
「伊藤公介元国土庁長官との関係もあり、政治が自分を守ってくれると勘違いしているんじゃないか」と言う捜査関係者もいるくらいだ。小嶋氏が政治家、官僚との付き合いから、「逮捕されても宅建業法違反くらいだろう」とタカをくくっているのだとしたら、甘すぎる。入り口は宅建業法違反だろうが、捜査当局は最終的に詐欺に持っていく腹積もりだ。その自信も深めている。
総研とか木村建設は後回しで、あくまで「姉歯、小嶋をワンセットでやる」(関係者)気らしい。その延長線上には政治家がいる。金をもらい、請託を受けて、役所に圧力をかけるなど動き回ったことが明らかになれば、興味深い展開になる。
「住民が支払った販売価格に見合う価値が物件にあったかどうか。ないことを知って販売すれば、詐欺的商法になる。こうした販売はヒューザーに限らず、大なり小なり業界に存在する。『一罰百戒をもって、建設・マンション業界に警鐘を鳴らす』という社会的意義を強調する捜査関係者もいますよ」(捜査事情通)
そこまで言うなら、国民が納得する形で、ワルを一網打尽にして欲しいものだ。
【須田慎一郎】
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