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□妄想オジャマモン 証人喚問は「悪質なシナリオ」 [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1655392/detail?rd
妄想オジャマモン 証人喚問は「悪質なシナリオ」
耐震強度が偽装されたマンションを販売した、ヒューザー(東京・千代田区)の自称「オジャマモン」こと小嶋進社長(52)が22日、川崎市で「グランドステージ溝の口」の住民説明会に登場した。改めて国と指定確認検査機関の責任を主張する一方、証言拒否を連発した17日の証人喚問さえ、自身を陥れるために仕組まれた「悪のシナリオ」だったと“妄想発言”。今さらのようにマンションの補強プランを提示して居住者のひんしゅくを買ったあげく、報道陣に逆ギレする一幕もあった。
オジャマモンは恐ろしい妄想に駆られていた。「イーホームズの藤田(東吾)社長や国交省が、ありもしないうそのシナリオで私を連れて行こうとしている。(証人喚問の目的は)何とか偽証罪で、私をしょっぴこうということだった」視線は伏し目がち。無表情のまま、淡々と住民への説明を続けた。
「証言拒否40連発」で周囲をかく乱した証人喚問、その開催自体がわなだったという身勝手な解釈。その後も「(自分を陥れる)悪質なシナリオ」という言葉まで使って、同様の主張を繰り返した。
参考人招致の際、国会で「バカヤロー」と叫んだ剛胆さがうりのオジャマモンが口にした何かに脅えるような発言の数々。ひょう変した理由は謎も、この日初めて同社長自身による説明会にこぎつけた住民たちにとっては、「まったく満足できない」説明の数々。小嶋社長は、その後も「うちも被害者だ」などと主張。国や指定確認検査機関を相手に訴訟を起こし、損害賠償を請求して、居住者の補償に充てるとした。
さらに国交省が、すでに示している耐震強度50%未満のマンションの建て替えの仕組みについて、「納得いかない」と猛批判。「基準が改定された1981年以前の建物には、強度が30%程度のものがたくさんある」として、強度39%の同マンションなどについて、補強工事で対応したいと、ぶち上げた。
しかし、この“オジャマ案”に、居住者は「アホらしい」「信じられない」と冷ややか。今後も、あくまでも国交省の示した仕組みなどに従い、建て替えを目指す方針だ。
居住者の前では、終始しおらしく説明していた小嶋社長だが、説明会後に予定されていた記者会見では態度が一変。約30人の取材陣を前に、眼光鋭くふんぞり返り、「(カメラの距離が)近い。下がらないと帰る」「なんだか(報道陣が)気持ち悪い」などと暴言を吐いたあげく、ついには「弁護士にしゃべるなと言われた」と言い放ち席を立ってしまった。
去り際、報道陣からの怒号を浴びながらも「弁護士に聞け」とすごんで見せた姿こそ、「これぞ、オジャマモン」の真骨頂だった。
◆伊藤元長官の招致、公明が求める
公明党の井上義久政調会長は22日午前のテレビ朝日番組で、耐震強度偽装問題で野党側が求めている伊藤公介元国土庁長官の証人喚問について「伊藤氏には説明責任があるが、記者会見では十分ではなかった。国会で説明責任を果たした方がいい。参考人招致という方法もある」と述べ、伊藤氏の参考人招致が必要との認識を示した。
また、自民党の細田博之国対委員長は証人喚問に関して、都内で記者団に「今、絶対にイエスだとかノーだとかではない。今後の話し合いだ」と述べた。
2006年01月23日08時15分
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