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情報紙「ストレイ・ドッグ」(山岡俊介取材メモ)
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2006/01/post_9662.html
本紙は05年12月2日、「下関市・江島潔市長、今度は元暴力団組長への損失補填疑惑」なるタイトル記事を報じている。
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/12/post_0d8a.html
その江島潔氏が市長を勤める山口県下関市は安倍晋三官房長官の選挙区の最大票田。もちろん、下関市長は代々安倍派で、江島市長も例外ではない。
冒頭に掲げた「協定書」なる文書の日付に注目願いたい。
平成7(1995)年月4月6日は、江島氏が初当選した下関市長選挙の直前。
この文書の立会人の1人である疋田善丸氏は江島氏の当時の選挙参謀で、いま、下関市ばかりか、社会部記者も注目している地元のし尿処理施設の(官製)談合疑惑でも、不可解な動きをしていた人物だ。
http://straydog.way-nifty.com/yamaokashunsuke/2005/12/post_bb7d.html
この談合疑惑の出ている下関市発注のし尿処理施設建設工事は、中央のクボタとJVで江島直系企業ともいわれる地元の「寿工務店」も受注したが、立会人のもう1人の野澤聡氏は当時、そこの幹部だった。
自民党支持派に加え、地元の労働組合「連合山口」まで江島氏応援に回ったのだから、江島氏が初当選したのは当然だろう。
それにしても、「連合」が広域暴力団と手を結ぶとは……。
なお、この文書、地元事情中の間では以前からかなりバラ噛まれており、本物であることは保証済。
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